子どもの学力は「断捨離」で伸びる!
やましたひでこ(著)
/SB新書
作品情報
2020年をめどに
「大学入試センター試験」が廃止されることをご存知ですか?
大学入試に求められる能力が、
「覚える」から「考える」へと大きく方向転換されるのです。
現在の中学1年生から
この新たな受験システムの対象になるので、
今から準備する必要があります。
この入試制度の大変革に立ち向かうには、
幼児・児童期から高校まで
「公式や正解を暗記する」だけでなく、
「自分で考えて、自分で工夫する」「問題解決をする」
といった基礎力をつけるための親の関わり方が重要。
答えを暗記させることだけではなく、
いかに子どもが自分の頭で考えて、工夫するように導くか――。
それは学習塾で身につけるものではなく、日々の暮らしの中で育まれるものなのです。
そして、子どもの能力を引き出し、
これから求められる本当の頭のよさを養うには「断捨離」が効きます。
それは「断捨離」によって、
自分で考え、自分で感じて、自分で選択・決断していく
という基礎力が身につくから。
日々の生活の中で、
子どもが嬉々として実践することによって、
思考が片づき、気持ちが整い、学力を育んでいく。
また、親にとっても工夫して仕かけを考える楽しさもあります。
将来をたくましく生き抜く子育ては、
親子のチームワーク戦略なくして成功できません。
自らの子どもは北海道大学卒という著者が、
子どもの思考力や創造性を育み、
子どもの学力、才能を伸ばす断捨離術を初めて説きます。
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商品情報
- シリーズ
- 子どもの学力は「断捨離」で伸びる!
- 著者
- やましたひでこ
- 出版社
- SBクリエイティブ
- 掲載誌・レーベル
- SB新書
- 書籍発売日
- 2016.02.05
- Reader Store発売日
- 2016.02.05
- ファイルサイズ
- 2.9MB
- ページ数
- 208ページ
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この作品のレビュー
平均 3.0 (3件のレビュー)
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特に目新しい発見はなし
新しい大学試験の為にどういった対策をするかを断捨離目線で語る本。
ただし、勉強についても断捨離についてもテクニックの話は皆無です。
センター試験を乗り越えるための覚える暗記型学習から柔軟に思考をし…ないといけない学習に変わるということで何をすればいいのか。
親である自分が子供と一緒に断捨離に励むことで勉強を自らする子供に育てるというのが主題みたいですね。
断捨離の最初から出ている本を読んでいる人なら新しい発見は特にないでしょう。
断捨離という言葉を聞いて読んでみたいなっと思ったものの、白地に漢字3文字のとっつきにくい表紙にしり込みをしている方が入門編として読み始めるのがいいのではないでしょうっか。続きを読む投稿日:2018.02.25
-
このレビューはネタバレを含みます
・断捨離:人・モノ・事を「断つ」、「捨てる」、「離れる」こと。
レビューの続きを読む
・断捨離は「必要か?」、「適切か?」、「快適か?」を自分自身で考え、判断決断すること。
子育てに於いて親が子に介入(エゴ)すると子供の反…感を呼び自立心を失わせる可能性が有る。
・親のエゴ:親の考えを押し付ける。「~してあげてるのに!」と思う(言う)こと。子に考えるチャンスを与えず答えてしまう。親の視点で決めつける他。
・親のエゴにより子は自分軸を持たず、親の様子を見て、機嫌を伺って行動し自主性がなくなる。
・親が一緒になって考えることが大切:親は意見を言っても良いが押し付けない。どうしたらいいと思う?と聞いてあげる。
・部屋(空間)が乱れていると正しく思考できない。
・親は子を手放すことを学ぶ。
・小さなもの(筆箱、机、引き出しなど)から断捨離を始め、慣れてゆく。この時自分の基準で判断することが大切。
・部屋に残る過去の遺物(忌まわしい思い出やマイナスイメージを連想するもの)からは縁を切る。
・まずは親が断捨離を実行し子供の見本となること。
・暗記型から思考型へ変更された入試に対応できるよう断捨離を通じて思考能力を伸ばそう。続きを読む投稿日:2021.01.05
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