強い組織をつくる 上田昭夫のプライド
大元よしき(著)
/ウェッジ
作品情報
今年7月に急逝した、元ラグビー日本代表であり、元慶應義塾大学ラグビー部監督・上田昭夫さんの半生を描いた1冊。 上田さんといえば、母校の慶應大学ラグビー部を二度日本一に導いた名監督(86年、2000年)として多くの人に知られている。 86年に日本一に輝くも、その後は東大にも負け、どん底にあえぐ時間が長く続いた。94年に再就任した際には母校の惨状に驚いたものの、学生を意識変革し、人材確保、育成にも情熱をもってあたり、ついに2000年、創部100周年という節目に日本一に! 慶應ラグビー部を再生させた熱血監督者としてラグビー関係者・ファンだけではなく、組織論としても人気を集め、経営者、管理職からも人気を得た。 その後、上田さんが最も力を入れていたのは「女子ラグビーの活性化」「少年院でのラグビーを通して人を育てる」「秩父宮FMのDJで、スポーツの楽しさを伝える」の3つ。スポーツを通して、人を育てる、楽しませる、ということに情熱を注ぎ続けた上田さんからの、最後のメッセージ。
はじめに──思いを託され
第1章 上田昭夫の原型
第2章 第1次慶應義塾體育會蹴球部監督時代
第3章 第2次慶應義塾體育會蹴球部監督時代
第4章 「勝負」から「楽しむ」ことへ
第5章 女子ラグビーへの挑戦
第6章 友の遺志を継いだ少年院でのラグビー指導
第7章 勝てる組織を作る
第8章 組織を育てるリーダー像
おわりに
<著者プロフィール>
大元よしき(たいげん・よしき)
スポーツライター。1962年生まれ。東洋大学卒業。保善高校時代からラグビーをはじめ、2~3年時に全国大会に出場。卒業後も東急ストア、ミノルタを通じ17年間プレーを続けた。現在パッションキッズ代表取締役。弓道三段。著書に『1万回の体当たり──タックルマン石塚武生 炎のメッセージ』『あの負けがあってこそ──再起を懸けたアスリート25の軌跡』(ウェッジ)等がある。
※この電子書籍は株式会社ウェッジが刊行した『強い組織をつくる 上田昭夫のプライド』(2015年11月30日 第1刷)に基づいて制作されました。
※この電子書籍の全部または一部を無断で複製、転載、改竄、公衆送信すること、および有償無償にかかわらず、本データを第三者に譲渡することを禁じます。
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商品情報
- シリーズ
- 強い組織をつくる 上田昭夫のプライド
- 著者
- 大元よしき
- 出版社
- ウェッジ
- 書籍発売日
- 2014.11.30
- Reader Store発売日
- 2015.11.27
- ファイルサイズ
- 5.3MB
- ページ数
- 238ページ
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この作品のレビュー
平均 3.0 (1件のレビュー)
-
「俺はもうグランドに立つことはないだろう。ここまで病気が進んでしまったら、「元監督」という肩書で自分を飾ることもない一人の人間として、何を言ってもいいんじゃないのかな、どう思う?いいよな。
同志社と…の決勝だが、勝たせることが出来なかったのは俺の責任だ。それは間違いなく俺にある。ラグビーのレフリーのずあっじは絶対だ。それを今さら、あの試合は勝っていたなどと言うつもりはない。
けれど、松永は決勝の、あの最後のワンチャンスにスローフォワードをする人間ではない。絶対に放らないよ。悔やまれるのは、試合に勝てなかったことじゃない。あのスローフォワードで慶應は負けたと人の記憶に残ってしまったことだそれを松永はあの日から、これからもずっと、あのスローフォワードを背負っていかなければならない。それが悔しいんだ。俺がこうして話したことは残してほしい。」
「上田昭夫のプライド」
慶應ラグビー部に二度の戴冠を与えた名監督の言葉だった。僕の一番記憶に残る試合はと言われたら平尾・大八木率いる3連覇を目指した同志社とどん底から這い上がってきた慶應の大学選手権決勝でしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=3qW-bjqgd7k
正直疑った。でも、ほんのわずかでしたが疑ってしまった。あの局面で笛を吹くというのはよほど確信がないと吹くことはできない。上田さんの気持ちもわかる。同じ時代を見てきた人間からしたら本当に熱い人だと思う。まさに監督は闘将だったような気がする。
いい作品を読んでいるとこの54ページから涙を流しながら読んでいたのですが筆者の活動を書き始めたあたりから雲行きが…大阪の体罰問題に走ったんですよね。あのバスケ部の!
正直、どうしてと思う。先ほどのレフリーの話に戻るが、僕の現役時代に一度でいいから笛を吹いてもらいたいレフリーは斎藤さんだった。でも、大舞台が斎藤さんの場で東京の予選辺りではまず無理だし、絶対に吹けない理由もあった。それは僕と筆者の母校の先輩であるからだ。あれを書けたなら大阪に飛ぶのではなく、自分の母校を書けよと本当に思った。読んだ瞬間に涙が消えしがらみにまとわりつかれ口先で生きている人間なのか、この作品自体がフェイクのようにも感じてしまった。
僕は冬場は朝起きると20分の合掌。痛めた首からくる手の痺れをほぐすためだ。僕は学生時代には体罰を喰らっていないので、正直大阪の事件は甘さを感じるところもあった。僕の場合は暴行だからだ。首を痛めた際も「早く立て!」と蹴られ、翌日病院に行くと即入院の騒ぎ。ラグビーやサッカーで使われるコーナーフラッグで顔も含む体中を殴られ蚯蚓腫れで風呂にも入れない。グラウンドのはじからはじまでグーパンチでフルボッコ。
合宿中の親が見に来てる前でもやはりフルボッコで他所の親がグラウンドに飛び込んで止める有様。体罰じゃないんですよ暴行なんですよ。でも、この作者は他所のネタを書いて身内は出さない。ドキュメンタリー作家ではないでしょ単なる作り話の小説家?と思ってしまう。
人が死んだから?俺は必死に生きたんだよ!と言ってやりたいわ続きを読む投稿日:2017.12.10
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