ふむふむ―おしえて、お仕事!―
三浦しをん(著)
/新潮文庫
作品情報
あなたがなりたかった職業は何ですか。靴職人、お土産屋、動物園飼育係、フィギュア企画開発、漫画アシスタントにフラワーデザイナー。夢を叶え、技能と情熱をもって働く15職種16人の女性に、作家が直撃インタビュー。時に持ち前の妄想力を炸裂させ、時にキレキレの自己ツッコミを展開し、時に物欲の鬼と化しながら、聞き取った素晴らしき人生の物語。さあ皆でレッツ“ふむふむ”!
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商品情報
- シリーズ
- ふむふむ―おしえて、お仕事!―
- 著者
- 三浦しをん
- 出版社
- 新潮社
- 掲載誌・レーベル
- 新潮文庫
- 書籍発売日
- 2015.05.01
- Reader Store発売日
- 2015.10.23
- ファイルサイズ
- 12.1MB
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この作品のレビュー
平均 3.6 (51件のレビュー)
-
残暑お見舞い申し上げマ━(*ゝωб*)b━ス!!!!
✧ド(*,,ÒㅅÓ,,)ャ✧
はい、もうたまらなく暑いですよねー、毎日!もう、なんなんでしょ、この暑さ。
(Q(´▽`。)あおいであげりゅ♪…”
あ、ありがとうございます…って、あんた誰?
(⌒,_ゝ⌒)誰やねんお前!(^‹_,^ )
いや、一人でつっこんでボケてる場合じゃないですね。失礼しましたーって、言ってる場合じゃなくって、そう、そう、そう、そう、そうー!
キタ━━━━━━━━m9( ゚∀゚)━━━━━━━━!!
…という、このテンションMaxなノリから始まるのがこのレビュー、皆さんもうお分かりですよね、そう、よくお分かりで。このノリはさてさてが三浦しをんさんのエッセイのレビューを書く時のノリなんだよー、キ・ミー!わっかるかなぁー?
(・Д・)oO(・・・え、知らない)
ダメだねー、あなたは自分がブクログのもぐりだと白状しているのとイコールなんだよ。ハハハハ、って、ヤバイレビューを開いてしまった!と、こら、そこのあなた、画面を閉じてはいけません!そのような行為は禁止されています。いや、ここは日本なので、じ、自粛してください!
ΣΣ≡Σ(/*゚∩゚*)/脱走開始
ダメっ、ゼッタイ!はい、ちょっと我慢しましょう。こんなの書いてる本人が一番恥ずかしいんだからね、我慢してるんだから、ね!わかった?
( ・ω・)⊃-[二> >二]-⊂(´∀` ) 半分コ♪
あ、ありがとっ!ってそうじゃなくって!、わたしゃあこれからこのクソ暑いのにレビューを書こうってんだから、ね。こんなことしてたらいつまで経っても進まないから、ね。で、で、だよ。これから始めようってのは、三浦しをんさんの「ふむふむ おしえて、お仕事!」という作品のレビューなんですよ。ね。わかりますか?いつもは超真面目でうっとりするようなカッコいいレビューばかり書いてる、あの さてさて氏 が、
【*意味不明*】´∀`)ゞドーューコト?
しをんさんのエッセイの時には、こ、こんな壊れてしまったようなレビューを書かなきゃならないんですよ。やりだしたからにはやる度にエスカレートしないとみなさんに許してもらえないのではないか?、という不安な感情に支配されたこの辛さ。だから、最近はしをんさんの作品を読むのが怖くって、手に取れなくなってしまって…って、
┐(´ー`)┌ さっぱりわかんないよ
と、やっていても長くなるだけなので、いい加減に始めてちょんまげ!
╭( ・ㅂ・)وえいえいおー!
ようやく始まったよ、なんだこのレビューは、ということで、とにかくです、この作品は、天下の直木賞作家の三浦しをん大先生が、『職業って、仕事って、なんなのだろう。十五種類の職業について、十六人にお話しをうかがった』というインタビュー企画で出来上がった作品なんですよ。目次を見ても『靴職人』『活版技師』『漫画アシスタント』『フラワーデザイナー』『現場監督』『お土産屋』とインタビューした方の職業も実に多彩です。まあ、この世の中にはこんなにも色んなお仕事があるんだねーといきなり目次だけで関心してしまいましたよ、私。
φ(・ω・ )ヵキヵキ『なるへそねぇ~』
どの方のお話もとっても興味深いんですが、レビューの行数との兼ね合いがあるので、その中から断腸の思いで、三人の方についてご紹介しましょう。
("`д´)ゞラジャ!!
まずお一人目は『私にとって憧れの職業のひとつである』としをんさんが語る『動物園の飼育係』の高橋さんのご登場です。しをんさんが『動物飼育係』が憧れの職業だなんて、なんだか餌の時間とか内容とかグダグダになりそうだけど…。
Σ( ̄Д ̄;)ヤバッ
そんでもって、『幼いころからの夢をかなえて、なじみのある動物園でペンギンの飼育係』をされているという高橋さんは興味深いことを教えてくださいます。ペンギンは『一生つがいは一緒です』。そうなんだ、なるほど、と思ったら、それに『浮気はないんですか?』と訊くしをんさん。なんと、『雌がほかの雄にアピールしに行くんですよね』『そこの奥さんがいない隙に』と淡々と語る高橋さん。それを『見てるだけで、止めないんですか』『関係が泥沼になったりは』と詰め寄るしをんさん。それにあくまで冷静に『三角関係でケンカしたり。本当に人間と変わらないです』と答える高橋さん。動物の命を預かる飼育員さんには、やはり、この冷静さがなきゃダメなんですよ、しをんさん。
(人′∀`)ダヨネ!
そんな高橋さんは『趾瘤症(しりゅうしょう)という、人間でいうとウオノメみたいなもの』にペンギンが悩まされているとおっしゃいます。これには、『ペンギンにウオノメができるんだ!』とビックリなしをんさん。『床面が平らだからとか、密集しすぎだ』という理由が有力というその病気には、なんと『イボコロリ』のような薬を塗るんだそうです。そんな色んなお話を聞いて『大勢のペンギンに囲まれ、注意深く彼らを見守る髙橋さん』のことを『ペンギンの神さまが、髙橋さんを選んだ。そうとしか思えない』とまとめるしをんさん。動物園の裏側の面白さと大変さがとてもよくわかったインタビューでした。
(^L^) ふーむ、なるほどねぇ~・・・。
そんでもってお次は『オタクの例に漏れず(?)、フィギュアや食玩が好きだ』というしをんさんが訪れた『株式会社バンダイ』で『フィギュア企画開発』を務める澤山さんです。『もともとオタクで、キャラクターが好きだったんです』と語る澤山さんに『おおっ、オタクでしたか!(←激しい食いつきを見せる三浦面接官)』とノリノリなしをんさん。
=ε=(۶`∀´)۶ ヒャッハー!!
『「いまどきの若者は、まだまだ甘い。かつての私の(オタク的)熱情とは、質量からしてちがう」と感じたりしますか』と、どこまでもオタクにこだわるしをんさんに、『社会性のあるオタクの女性が、非常に増えたのではないかなと思います』、『日常生活と、キャラクターを好きな気持ちとを、きちんと切りわけていらっしゃる』とあくまで冷静に答える澤山さん。流石、東証一部上場企業であるバンダイの看板を背負ってらっしゃる方は違いますね!そして、しをんさんの『女性も男性も、商品を買うかたの数は増えていますか?』というなるほどな質問に『増えていますね』と返す澤山さん。『大人もたくさん買うから、少子化の影響はないのかな』とさらに畳み掛けるしをんさんに『オタクのかたは、卒業しないので』と説得力満載な澤山さんの答え。それに『我が身を顧みれば、明らかなことでした。オタクは一生、オタクのままです(笑)』と納得のしをんさん。『好きな分野を仕事にするのは、楽しくもあるけれど、つらかったり、やりにくかったりすることも多いと思うのだ』と語るしをんさんは、『ものを作る情熱と、商品として多くのひとに愛されるための戦略とを、見事に両立なさっている』と澤山さんの仕事ぶりを絶賛されます。いやー、会社員といっても本当に色々あるんだなあと感心しきりのインタビューでした。
(★`・Д・´)ノノすごぃゾォ!
そして最後は『あわよくば試飲できないかなあなんて、いやいや、なんでもない』と期待感満載で『サントリー武蔵野ビール工場』へと訪れたしをんさん。そこには、『ビール職人』とも言われ『新しい商品の開発と、現在流通している商品の市場品質の管理と向上に、鋭い舌と豊富な知識で取り組』んでいらっしゃる真野さんが働いていらっしゃいました。
ヽ(๑⁼̴̀д⁼̴́๑)ノ彡☆ 酒持ッテコーイクゥーッ!!
『ビールの官能検査は喉ごしもチェックするんで、やっぱり飲まないといけない』というそのお仕事。『真野さんは平気そうですね』と訊くしをんさんに『まあ割合。ふふふ。人並みです(笑)』と答える真野さん。思わず『便利な答えですね(笑)』と突っ込むしをんさん。『他社製品との飲み比べもします』と続ける真野さんに『目隠ししても…わかるものですか?』と興味深々なしをんさん。『同じ銘柄でもつくった工場までわかってきますよ』と余裕の真野さんに『「TVチャンピオン」に出場したら、優勝できますね!』とベタなノリのしをんさん。それを『まあ仕事ですもん(笑)』とさらっと答える真野さん。う〜ん、かっこいいなあ。これぞ職人だよー!と思いました。
|__|c(´ω`。) 一杯ドウゾ
そしてインタビューの最後に『できたてのビールをいただける運びとなった』とご満悦なしをんさん。『きれいだ!金色の細かい泡が輝きながら無数に立ちのぼり、白い泡のなかに吸収されていく。雲のまにまに遊ぶ自由な魂のようだ』って、流石、天下の直木賞作家様、ビール一杯の観察表現も一味違いますねー。
∀( ̄▽ ̄)∀ のむぞーっ♪
でも、『耐えきれずに観察を切りあげ、早速飲む。もうこのへんから、取材の体をなさなくなってきた』と、結局はグダグダになっていくしをんさん。でも、しをんさんのこんなところが大好きなんですよねー、私♡
┌ (┌ ๏ω๏)┐カサカサ ♡酒♡
ということで、そんなこんなで『私が好奇心の赴くままに白羽の矢を立てた』という十六人の女性が順番に登場するこの作品。そんな女性たちにインタビューして『ひとつだけ言えるのは、どんな職業にも苦しみと喜びがある』とおっしゃるしをんさん。『生きることはなんらかの仕事につながっており、職業はそのひとの本質の部分となんらかの形でつながっている』という私たち。そして、私たちが日々働くということ。私たちはこの世の職業の全てを知っているわけではありません。また、そんな職業の全てを経験できるものでもありません。仕事というものを思い浮かべた時、そこにはしをんさんのおっしゃる通り『苦しみと喜びがある』ように思います。外からは大変さしか、苦労しか見えないような職業にも必ず喜びというものは存在します。その一方で、夢のような職業と外から見えるものであっても、実は日々苦労が絶えないという職業だってあるのだと思います。いずれか一方ではなく、その両面があってこその職業、そしてそこに人が働くことの意義があるのだと思います。この作品を読んで私は改めてそのことに気付かされました。
(๑⁼̴̀д⁼̴́๑)ドヤッ!!
『私はこれまで、職業にまつわる小説をいくつか書いてきた。これからもたぶん書くだろう』と語るしをんさん。そのことに『なぜ、職業を主な題材にした小説を書くんですか』という質問に今まで『自分でも不思議だった』と語るしをんさん。そんなしをんさんは、この企画で多くの人にインタビューする中で気づいたこと、それが『個人と社会が絶妙に織りあわさった「仕事」という事象を通じ、ひととひととがつながりあうさまを見たい』という思いだったと語ります。『とても楽しく実り多き体験でもあった』とまとめるしをんさんの強い熱意を感じたこの作品。しをんさんならではの視点満載な作品世界に、私も視野を大きく広げる機会をいただけたように思いました。
よかた♪よかたー٩(๑´ ∀`๑)۶♪
普通のエッセイももちろんいいけど、こんな切り口の作品もとても面白い!しをんさんならではの色んな企画が今後もとても楽しみになりました。
ウキウキ♪o(^-^ o )(o ^-^)oワクワク♪
はい…と、なんだか最後はまたまたど真面目にまとめてしまいましたね。最初のバカ騒ぎなあのノリは一体なんだったのでしょうか?でもね、仕方ないヨー。真面目人間がそんなに簡単に変われるわけないヨー。わたしゃあ、根が真面目なんだヨー。
(๑•̀ω•́๑)b キッパリ
ということで、流石に長くなりましたので、これにて今回もお開きにしたいと思います。
ヽ( *・∀・)ノ はぁぃ
みなさん、またの機会にお会いしましょう!
(*´∇`)ノシ さようならぁ~。
って、さてさての週三回のレビュー更新はもちろんこれからも続きますからね。
(。-ω-。)ヾ(・ω・*) エライエライ
月曜朝、水曜夕、土曜朝の週三回の更新!良い子は覚えておくように!!
ヨシヨシ( *´`)ノ(´˘`*)イイコイイコ♡
では、みなさん、これからもよろしくお願いします!
ヾ(*´▽`)ノ"ほな サイナラっ☆;:*:;☆;:
またね~(●•ω•●)ノ"続きを読む投稿日:2021.08.25
色々な仕事をされている方達の話は面白かった。
職業一つ選ぶことはその人の人生。
自分はどんな事がしたいのだろう。投稿日:2023.04.15
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