NTT30年目の決断 脱「電話会社」への挑戦(日経BP Next ICT選書)
榊原康(著)
/日経BP Next ICT選書
作品情報
“課題先進”の通信業界を待ち受ける
「成熟化・土管化・同質化」の三重苦に先手
裏方に回る10兆円企業の戦略を徹底解剖
民営化30周年の節目を迎え、NTTは大きな変貌を遂げようとしている。
通信業界では市場の「成熟化」、米アップルや米グーグルなどの台頭による「土管化」、
端末やサービスの「同質化」という三重苦が鮮明となりつつある。
NTTはこうした環境の変化を踏まえて先手を打ってきた。
北米進出を加速し、国内では、ICT(情報通信技術)の利活用を推進する
“裏方”に転じた持続的な成長を目論む。
不毛な販売競争と決別し、ゲームチェンジを図ってきた同社が目指すのは、脱「電話会社」。
そのためには従来の自前主義へのこだわりを捨て、長年築き上げたブランドの希薄化もいとわない。
本書では、遂に“目覚めた”NTTの戦略を徹底分析する。
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商品情報
- 著者
- 榊原康
- 出版社
- 日経BP
- 掲載誌・レーベル
- 日経BP Next ICT選書
- 書籍発売日
- 2015.06.24
- Reader Store発売日
- 2015.08.03
- ファイルサイズ
- 19.2MB
- ページ数
- 232ページ
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この作品のレビュー
平均 3.5 (5件のレビュー)
-
OTTとの直接対決を避け、裏方触媒に徹すると表明して主役から降りたNTT。世界戦略の中心であるコムとデータの好調を賞賛しつつ、裏方触媒領域にはIBMやAccenture等の強力な競合がいて、下手すると…裏方触媒の土管になると懸念。光卸を巡る話やドコモ凋落話は、通信業界の勉強になるけど面白くはない。AppleやGoogleとの直接対決を回避したのに、スマデの普及が一巡したら、Apple SIMとProject Fiが牙を剥いてくるかもという話が最も震えた。続きを読む
投稿日:2020.12.20
”課題先進”業界の舞台裏が生々しく語られていた。特に、光コラボを巡るNTTグループとKDDI・ソフトバンクや総務省の攻防は興味深かった。
以下、著書より。
「携帯電話業界は現在、『成熟化』『土管化』…『同質化』の三重苦に直面している。」
「『主役の時代は終わった』−。
NTT持ち株会社の鵜浦博夫社長は就任以来、こう言い続けてきた。」
二〇一四年六月に開始したドコモの新料金プランについて。
「NTTドコモが当初、個人向けに用意したパケット通信のプランは、毎月の通信容量が二Gバイトの「データSパック」と同五Gバイトの『データMパック』の二種類。ユーザーからすれば、「とりあえず安いプランを選んで様子を見よう」となる。『約三分の二がデータSパックに駆け込んでしまった』(NTTドコモ幹部)。」
今後のNTTグループの役割分担については以下のように語られていた。
「NTT持ち株会社の鵜浦社長は、NTTドコモを消費者向けの窓口としていく方針を明らかにしている。必然的にNTTデータとNTTコミュニケーションズは企業向けの窓口を担い、NTT東西は光コラボの開始でインフラの構築と運用の役割が色濃くなっていく。」
続きを読む投稿日:2018.10.08
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