唐揚げのすべて うんちく・レシピ・美味しい店
安久鉄兵(著)
/中公新書ラクレ
この作品のレビュー
平均 3.5 (2件のレビュー)
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日本唐揚協会創設者で日本唐揚協会会長兼理事長が書いた今回の本。唐揚げが好きな人はたくさんいるが、協会を立ち上げる人がいるとは相当なカラアゲニストだな。
デパートの物産展に行くと唐揚げを売り物にし…た店が出店したり、コンビニエンスストアではレジの隣の総菜売り場で必ず売られている商品の1つとしておなじみになっている。
唐揚げをどの程度食べているのかふと考えると週に1回はあるなあ。唐揚げはなぜか知らないが食べたくなる食品の1つだ。その魅力はどこにあるのか。本を読んでいると唐揚げが食べたくなった。寝る前に読むと夢に唐揚げが降ってわいてきそうだ。
認定カラアゲニスト5万人 推薦店リストで、全国の店とチェーン店が載っている。唐揚げ
日本唐揚協会
http://karaage.ne.jp/karaagenist/続きを読む投稿日:2015.11.07
日本唐揚協会会長兼理事長の著者による、唐揚げの定義、歴史、レシピ、全国の唐揚げ店の紹介。鶏の唐揚げだけではなく、「イソギンチャクの唐揚げ」とか「蚕の唐揚げ」の話もある。まるで口コミサイトみたいになっ…ているお店の紹介の部分と、コンビニなどチェーン店の唐揚げの味や値段まで紹介されている部分があるが、2015年始めの時点での情報。
おれも大の揚げ物好きで、「揚げ物を発明した人はすごい」と「すべてのものが揚がっていればいいのに」が口癖(?)なので(2つ目の文なんて仮定法の授業で生徒に訳させたくらい)、日本の揚げ物の歴史の話は面白かった。「すでに奈良時代には遣唐使によって伝えられていた」(p.70)けれども、揚げ物全般はどうなのかはよく分からないが、「一般的には、天ぷらが食べられるようになったのは江戸後期」(p.72)だそうだ。でも世界的にはやっぱり中国?ということなのか?ちなみに「明治4年(1871年)に解禁されるまで、表向き日本では肉食はタブー」(p.74)(鶏肉以外)だったが、「栄養価が高い肉を、薬として食べることも黙認されており、江戸時代には江戸市中に獣肉の店がありました」(p.74)ということだ。肉食が禁止、というのも今の時代では考えられないなあ。そして、これはテレビの「アド街」で見たから知っていたが、「唐揚げ」としてメニューに登場したのは、銀座の三笠会館(p.77)で、p.78によれば今でも「1階の『イタリアンバールヴィオラ』のメニューに『三笠会館伝統の味鶏の唐揚げ』がある」ということだから、これはぜひぜひ、食べてみないと、と思っている。(ちなみに、唐揚げのレシピの話で油の話が出てくるが、「サラダ油はなんでサラダ油というのか」という話が出てきて(p.155)、まったくサラダとは関係ないという話にも驚いた。)
最後の方の「カラアゲニスト」による唐揚げ店の口コミ部分は、ややイマイチで、ところどころに写真もあるけど、モノクロだし、やっぱりこういう情報は新書として読むのはキツイかもしれない。そもそもこのコロナ後で、店自体があるのか?という感じだが(でも近所の商店街では新たにテリー伊藤の?唐揚げ専門店がオープンし、3軒くらい隣の昔からある唐揚げ屋と戦争が勃発した感がある)、「今回のアンケートで最多得票だった店」(p.181)というのが、神戸の「揚商しげ盛」という店で、「珍しい肩肉唐揚げ」があったりとか「柚子胡椒マヨネーズ味が素晴らしい」(同)という話だから、これは一度食べてみたい、と思った。
やっぱりカラーで、出来ればビールやハイボールの写真やなんかとともに写った唐揚げの写真を見たいなあ、と思った。その意味では、5年くらい前に読んでブクログにも感想を上げている『みんなの唐揚げ』という本が良かった(著者は同じ日本唐揚協会)。(20/10/25)続きを読む投稿日:2020.10.25
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