普通に働け
常見陽平(著)
/イースト新書
作品情報
ニッポンのジレンマ、働き方のジレンマ―― 日本の雇用・労働をめぐる議論は、エリートかワーキングプアを対象としたものに偏りがちである。そこには「普通の人」の「普通の働き方」が見落とされており、ブラック企業論争やノマド論争で可視化されたのは、私たちの「普通に働きたい」というこじれた感情であった。しかし、「普通の人」とは誰か?「普通の働き方」とは何か?そもそも私たちは「普通」ということが、実はよく分かっていないのだ。本書は豊富にデータを揃えながら「意識の高い」系言説のウソを暴き、私たちノンエリートのための働き方を考察する。
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商品情報
- シリーズ
- 普通に働け
- 著者
- 常見陽平
- 出版社
- イースト・プレス
- 掲載誌・レーベル
- イースト新書
- 書籍発売日
- 2013.10.15
- Reader Store発売日
- 2015.04.10
- ファイルサイズ
- 8.5MB
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この作品のレビュー
平均 3.6 (20件のレビュー)
-
著書名がミスマッチです
この本は、新卒就職者に対するメッセージとなっております。
従いまして、30代以上の方が読んでも何の役にも立たないと言って支障ない内容となっております。
そして、この本は、タイトルの付け方が間違ってい…ます。
なぜなら、普通に働けと命令形になっていながら、第1章で何が「普通」か分からないと著者が言い切ってしまうところ。
「普通」が定義できないのに、普通に働けなんて命令されても困ってしまうかもしれません。
ゆえに、根拠のない感情論を述べている本といって過言ではありません。
普通が定義できなかった後の第2章では、優秀な人は一握りで、それをみんなが目指す必要なないということを説きます。
この辺りは、若い人に対する優しさが垣間見られます。
そして第3章で、就職活動と統計の取り方のミスマッチについて延々と述べられます。読んでいて正直面白くも何ともないところです。
それらの統計から、マスコミのいい加減の記事の作り方などに触れ、それに振り回されすぎないことの重要性が説かれます。
最後の第4章は、鹿毛というエステー化学の広報担当役員との対談で、若いうちは文句ばっかりいわず、目の前のやるべきことをがむしゃらにやれ!と言います。
ただし、こんな直接的な表現ではありません。結局そうなのかよ!って言う感覚を得ることができます。何かタイトルと違うこと言っているような・・・。
結局言いたいことは、
・マスコミが優秀な人を礼賛するような記事を鵜呑みにしない
・目の前の仕事に真摯に取り組む
ということだったでしょうか。全体的に少し分かりにくい文章ですが・・・。
周りを気にせず、自分がやるべきことに真剣に取り組んでいれば、自ずと道は開ける・・・というありがちなことが述べられています。
何ら特筆することのないありふれた「普通」の本です。
続きを読む投稿日:2016.10.30
-
弟が教えてくれた本。すっごく優先度低めな感じで勧めてきた。
けどそんな本ほど先に読んだりする。ここまで計算されてるんだろうか。
自分では手に取らない本だと思った。
一つの会社で淡々と働き続ける人を尊…敬する。
わたしはきっと極度の飽き性。
社畜というのは90年代前半に広まった言葉らしい。
てっきり最近の言葉かと思っていた。
>もう一つの例をあげよう。宮崎駿監督作品ジブリの『風立ちぬ』である。
風立ちぬは友人の大好きな作品で、一緒に観たことがある。生きていると時々この作品について出会い、一般教養なんだなあと感じる。観てよかった。機会をくれてありがとう。
>その企業では、不正受注が慢性化している。本当の売上は誰も分からない。
友人の転職した企業や、出向先のエピソードを思い出した。
顕在化していない事例、まだまだあるのだろうな。
>実際は、単に漂流しているだけだとしても。
自分のことかなと思った。汎用的なスキルとか、キャリアアップとか、分からなくなってきた。
>「ペンは剣よりも強し」という言葉がある。
慶応の校章を想起した。かっこいいなあと。母校とかではなくて、飲み会のゲーム(うろおぼ絵)で、お題になった想い出。
余談だけど、三田キャンパスの銀杏も素敵だったなあ。
>学生の罪って、「考えていそうで考えてない」。やっぱり知識と思考力って、また別ものなんですね。
わたしのことだろうか。社会人だけど。目に留まったことばなのにちゃんと理解できてないのがなんだか悔しい。
>あのね、「自分に合う会社」って、自分本位じゃん。
激しく同意。「野ブタ。をプロデュース」という本を思い出した。ドラマの方がしっくりくる人多いかも。
「学校が自分に合わなくて。。」と転校してきた同級生に主人公は「学校が自分合わなかったのではなく、自分が学校に合わなかったんだよ」みたいなことを心の中で言っていた気がする。続きを読む投稿日:2021.12.22
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