自分を好きになれば、人生はうまくいく
本田晃一(著)
/サンマーク出版
作品情報
「好きなことをする時間がほしい」「好きな仕事をして収入を増やしたい」
「自分は本当は何がしたいんだろう?」「自分のことをもっと好きになりたい」……。
これは、著者が10年くらい前にいつもつぶやいていたこと。
もしもあなたがこのうちのどれかと似たようなことをつぶやいたことがあるのなら、この本はあなたの役に立つかもしれません。
あなたの夢はなんですか? 夢がないという人も、やりたいことやほしいものはあるでしょう。
でも、ほしいものがすべて手に入っても、どんなにお金があっても、それだけでは幸せにはなりません。
29歳でセミリタイアし、いまは好きなことをしながら時間もお金も仲間も生き甲斐も手に入れ、幸せに楽しく人生を送っている著者。
それ以前の「何をやってもうまくいかず、自分のことが嫌いで、何者にもなれていなかった自分」から、
人生がどんどんいい方向へ変わっていった理由は、いいところも悪いところも全部まとめて、自分を認めて受け入れたから。
そのとき著者は、「自分が想像していた『自分』」を超えることができ、自分の中に眠る成功の種が目覚めたのがわかったそう。
その魔法を66も集めた本書は、きっとあなたの「自分はどう生きたいか」という問いの答えを見つけてくれるはず。
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商品情報
- シリーズ
- 自分を好きになれば、人生はうまくいく
- 著者
- 本田晃一
- 出版社
- サンマーク出版
- 書籍発売日
- 2006.09.15
- Reader Store発売日
- 2014.12.19
- ファイルサイズ
- 1.2MB
- ページ数
- 159ページ
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この作品のレビュー
平均 3.6 (15件のレビュー)
-
・生きていく間には、いろいろなつまずきや挫折がある。うまくいかないことがあって、打ちのめされて、どうしようもなくなってはじめて、本当の自分が見えてくるということもある。自分が自分に「こうであってほしい…」と期待するほどにはカッコよくなれない、そしてならなくてもいいとわかるとき、人は本当にカッコいい自分に近づいたのだと思う。
・自分を好きになるために、まずは「カッコ悪い自分」を認めよう。カッコ悪い自分をなかったことにして切り捨ててしまわずに、ちゃんと自分と仲直りをしておかないと、あらゆる場面でその自分が出てきてあなたの邪魔をする。今からでも遅くはない、過去の自分と仲直りしよう。誰かに何かネガティブな感情を持ったときは、過去のカッコ悪い自分がほかの人の姿を借りて現れたのかもしれない。自分の欠けたハートを見つけるチャンス。それはカッコいい自分に近づく第一歩。
・自分軸はあくまで「軸」、自分の「型」ではない。「いつもこうでなければならない」という「型」をあまりきちんと決めないほうがラク。きっちり「型」を決めてしまっていると、他人にも「型」にはまるように強制してしまっているときがある。自分の軸は大切にするべきだけど、変な「型」を相手に押し付けたりしないように、自分が「型」にはまっていないか。
・感情に支配されず、いつもクールなほうが大人っぽくてカッコいいのではない。理性は感情をコントロールするのではなく、感情を理解するためにある。ネガティブの感情の裏には実はポジティブな気持ちがある。振り幅が大きいほど感情も乱れてしまう。車で渋滞につかまってイライラするのは「約束の時間までにたどり着きたい」という思いがあるから。これが「別にいいや、遅刻しても」というテキトーな気持ちだとイライラしない。したいことがあって、それが邪魔されている状態だからイライラする。つまりイライラした自分は意欲があること。「おお、自分は意欲があるな」と自分を褒めよう。ネガティブな感情にとらわれたと思ったら、自分を責めずに、その裏のポジティブな感情に気付いてほめよう。自分の中の「よくなりたい」という気持ちがわかる人は、自分にやさしく、成長が早い人。
・人は絶対に、自分にウソをつく。他人とのコミュニケーションよりも、まず自分自身とのコミュニケーションを上手にとれるようになることが大切。これができないと自分の感情をうまく理解できないということが起こり、何かあって傷ついたときに、きちんと対処できない。だから傷つかないように感情を麻痺させ、心の中に壁をつくり本当の自分をその中に閉じ込めてしまう。正直に自分の気持ちと向き合って上手にコミュニケーションをとれる人はカッコいい。面倒だったり、間違いを認めるのがイヤでウソをついたままでいると、絶対あとで苦しくなる。
・自分の悪いところを知るのもかっこいいし、いいところを知るのもカッコいい。それには何が必要かというとやはり「素直さ」=すべてのものごとを「そうだね」と静かに認める心の落ち着きと、受け入れる広さ。何かに「なる」のではなく、すでに「ある」ということを知る。
・何かを始めて、自分で試行錯誤していくうちに「これが自分の中で足りない」ということがわかるときがある。そのときになってはじめて、実はあの人がメンターだったということがわかってくる。必要になったときに姿を見せる。メンターは行動してから現れる。メンターがいないと行動できないというのは、自分が誰かに依存している証拠だから、その時点でアウト。自分が何かを求めているのかをはっきりさせないまま、ただ誰かほかの人が自分をどこかもっといい場所へ連れて行ってくれると勝手に勘違いしている。まず行動すること。メンターの出現は、あなたが行動しているという証。
・豊かになりたければ、相手がもっと喜んでくれることをすればいい。取引は、お互いが自分の持ち物よりも価値があると思ってはじめて成立する。そして取引後に、相手の想像していた以上の価値を感じてもらえれば、相手は感激して、次の取引には友人を連れてやってくるかもしれない。するとその友人はまた別の友人を連れてきて・・・こうして、もっと豊かになっていく。本来のビジネスとはそういうもの。相手も自分も、関わる人すべてが豊かにハッピーになる。これが本来の姿。
・お客様のお金を運用するという気持ちでビジネスをする。「今、手に入るお金や豊かさは、いったん先払いしていただいているだけ」という捉え方をするとうまくいく。
・葉っぱに惑わされず、根っこを見に行くくせをつける。木を見て、木をそのまま真似るのではなく、根っこを見に行って、根っこがどう生えていて、どうやってこの木を大きくしたのかという理由や原因を理解して、成り立ちを真似る。根っこがあれば、たとえ幹が枯れても、また木を生やすことができるし、実をつけることもできる。
・幸せな分かち合いは「目の前の人を幸せにしたい」と思うことから。幸せにするということは、その人が求めているものを与えてあげること。それは情報だったり、助言だったり、手を貸してほしかったり、何か形のあるものだったりさまざま。それが何かをきちんと理解して、できる範囲でなんとかしてあげたいという気持ちで動くこと。また、逆の立場のときもある。それは、自分が何か必要なものを求めているとき。そのとき「くれくれ」だけでは必要なものはもらえないものだということを知っておこう。幸せな分かち合いをするためには、ギブ&テイクや取引は無効。「自分はかわりに何を与えることができるのか」を考える。
・ひとつ山を登れば、また次の山が見えてくる。登らなければ見ることはなかった次の山。もしもひとつの山を登る前に別の山も見えていたら、登らない人もいるかもしれない。でも、それは手前の山をまず真剣に登った人だけが見ることができる、タフなギフト。
・手放すことは、次の豊かさを手に入れるためのステップ。水の入っているグラスはその水を空けないかぎり、その中にまた別の飲み物を入れることはできない。両手にボールを持っていたら、どちらかひとつは捨てなければ、新しいボールは受け取れない。人は成長し変化する。それまでの自分とは違う自分になったとき、人はいつも「次のステージ」が用意されるもの。そこへ向かって一歩踏み出すとあなたはもっとカッコよくなる。
・豊かな流れをつくるために「競争意識を捨てる」こと。競争意識は多かれ少なかれ誰でも持っているものだが、これをなるべく早く捨てると幸せな分かち合いの中に入っていける。自分と相手に優劣をつけることをやめると、相手のよさを素直に認められるようになり、一緒に喜べるようになった。
続きを読む投稿日:2017.06.25
最高の道を選べたら、とっても嬉しいよね。
でも、自分が選んだ道を“最高”にすることができたら、もっと嬉しくない?
「理性」とは…
感情を抑圧したり、コントロールするために無理して保つものだと思ってた…。
でも、「感情を理解する」ためにあるものなんじゃないかな。
自分がたくさんお金を使っていることに関しては、価値や経験をすでに手にしている。
その分野に関して、ある程度の「目」ができているということ。
これは自分のかなりの強み。
人の真似をすることは大事。
真似をするときに大事なのは、真似だけで終わらせないこと。
木を見たら、木を真似るだけでなく、根っこがどう生えていて、どうやってこの木を大きく成長させたのか理由や原因を理解して、成り立ちまで真似ること。続きを読む投稿日:2020.11.11
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