ソニー失われた20年 : 内側から見た無能と希望
原田節雄(著)
/さくら舎
作品情報
何が、誰がソニーをダメにしたのか?
井深大、盛田昭夫のスピリットを捨てた出井伸之体制。
その愚策と怠慢は、ストリンガー、中鉢に引き継がれた…平井はどうなるのか?
これといった実績のない「エリート」が経営者になったとき企業はどうなるか?
ソニー本社5階に勤務していた幹部社員が、すべて実名で明らかにした衝撃と慟哭の手記。
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この作品のレビュー
平均 2.6 (11件のレビュー)
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作者は、文系の人が嫌いなんだなということが分かった笑
でも文系と理系で分けるのってちょっとどうかなと思う・・・。
まあそれは半分冗談にしても、ソニーがどのように崩れていったか、
それをみてきた1社員…の意見というのは参考になった。
どのような組織にしたら、その組織はずっと命が続いていくのか、色々と考える。
危機感が欠如した人ばかりの会社はまず間違い無く終わる。
落ちていく大企業の多くは、基本的にこの理由で終わるんじゃないかと思う。
大企業のメリットである知名度や資金調達のしやすさ、信用性などを維持したまま、
かつ危機感の欠如を起こさないようにするのは難しそうだ。
信賞必罰を徹底する必要がありそうだが、上側にそれをする必然性があまりなく難しい。
その上司の部門が会社に大きく影響を与える部署(となると、大企業ではそういう状況は少ない)
だったり、単純に会社を愛している(創業家などじゃないとなかなか難しい)とかではないと、
まあいいかとなあなあになってしまう可能性は高い。次がやってくれるだろうと考えてしまいそう。
自分が美味しい思いができるまでは会社があればいいや的思考のI社長がソニーは潰した(まだ潰れてないけど)と作者は言ってる。
その話を聞くと、オーナー企業というのも有りと言えば有りなのかなという気もしてくる。
一番いいのは、娘を優秀な人に嫁がせて・・・とかになると戦国時代的で受け入れられなさそうだし。
組織って難しい。
組織の仕組みを作るのに大変だし、
またその組織を構成する人を選ぶのも大変。
拡大したいから人を取るだと失敗しそうだと感じる一方で、
拡大しないと時代の変化の流れについていけなくて死亡ということもあるのだから、
そのジレンマの中でどこで着地するのかは慎重に考えないといけない。続きを読む投稿日:2012.09.13
著者は、FeliCaなどの国際標準化に貢献して、国家から表彰されたほどの有名人なので、ビジネス的視点でソニー凋落要因を分析してくれるものと期待していたのだが、なんと大賀、出井、ストリンガーの経営陣を徹…底批判した内容で、ビックリ仰天しました。
技術系の仕事師達の排除と独裁を進めた大賀さん、アメリカかぶれで技術イノベーションの芽を摘み執行役に押し込め、社外取締役の重用と高額報酬による背信経営の出井さん、さらに無知無策だったストリンガー、、、。
いずれも技術に対する無作為を嘆いてます。
いまの平井さんも文系であり、本書をまともに捉えると、もうソニー復活はないでしょう。
ただ個人的には、一読後は後味が悪かったです。
よほどソニー(会社)に個人的な怨念があるのかな…、、著者もソニー社員故に上述の成果を得ることができた面もあったと思うので、本書の大筋の内容については残念でした。
参考になった点は、内部でしかわからないソニーの人事制度の仕組みがわかったことです。続きを読む投稿日:2017.05.07
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