世界をちょっとでもよくしたい 早大生たちのボランティア物語
兵藤智佳(著), 岩井雪乃(著), 西尾雄志(著) / 早稲田大学出版部
作品情報
この本は、早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンター(WAVOC)において「世界をちょっとでもよくしたい」とボランティア活動に取り組んでいる早大生たちの物語である。
「ストリートチルドレンを助けたい」と訪れたマレーシア。そこにはかわいそうなはずの子どもたちは居なかった。特別だと思っていたドメスティック・バイオレンスの被害。それは私たちの問題だった。悲しみに満ちていると思っていた中国のハンセン病回復村。そこにあったのは村人の笑顔だった。そんな世界の現実を丸ごと体験する大学生たちが紡ぐ躍動感溢れるボランティア物語。困難があってもあきらめない、新しいことに果敢に挑戦する、つらいことにもうれしいことにも涙も流す。そんな等身大の若者たちの成長の軌跡。彼らを支える教員によって描かれている一冊。
もっとみる
商品情報
- ジャンル
- 教育・語学・参考書・児童書 - 教育
- 出版社
- 早稲田大学出版部
- 書籍発売日
- 2010.03.01
- Reader Store発売日
- 2013.12.27
- ファイルサイズ
- 18.3MB
- ページ数
- 208ページ
以下の製品には非対応です
この作品のレビュー
平均 3.7 (4件のレビュー)
-
早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンターにおける活動・取組について、この本では大きく下記の3つに分けて書かれている。
・ボルネオ島を舞台に貧困問題立ち向かうプロジェクト
・DVをテーマに映画を制作…し全国に発信するプロジェクト
・中国のハンセン病快復村で差別に向き合うプロジェクト
引用は各プロジェクトから2つずつ抜粋させて頂いた。
どのプロジェクトも、考えさせられるものばかりだった。
すべてに共通していたことは、現場に行き、肌で感じ、そして考えなければ真実が見えてこないことばかりだということだ。
今日、世間は勿論、大学といった教育機関からもボランティアが注目されている。
その中でいち早く、ボランティアに関心を持てる環境、取り組める体制を確立し、熱心に取り組んでいる早稲田大学。
ここから出版されたこの1冊の本が、全国の学生や、大人たちにとって"ボランティア"とは何か考えるきっかけになり、何か心を動かすものになるのではないかと私は考えている。
追記。
この夏休みの間、都合が合えばぜひ早稲田大学に足を運んで、学生のナマの声を聞いてみたいと思っている。
早稲田大学平山郁夫記念ボランティアセンターhttp://www.waseda.jp/wavoc/index.html続きを読む投稿日:2011.08.16
今回読むのは二回目。
胸に響く箇所や言葉が前回よりも違うように感じた。
ボルネオに行って家族や縁(仕合わせ)の大切さを感じる一方で日本で自分の家族との時間が持てない矛盾に苦しむ岩井先生の言葉にとても…共感できた。
私がインドでみたのは
物もなく、質素な暮らしをしているけど
日本よりも幸せそうな村人たち。
とても自分と重なった。
物に溢れて、忙殺される毎日。
幸せってなんなんでしょうかと、
また幸せについて考える日が復活しそう。続きを読む投稿日:2012.05.02
新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能ですクーポンコード登録
ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。