アップルのデザイン ジョブズは“究極”をどう生み出したのか
日経デザイン(編)
/日経BP
作品情報
「一目見て、それが何をしてくれるのかを理解できるようにしろ」―ジョブズの“視点”を解き明かす!デザインの力を活用して、時価総額世界一の企業に成長したアップル。プロダクトのみならず、インターフェース、パッケージ、店舗空間、広告・グラフィックデザイン、知的財産権戦略まで、アップルのデザインの真髄をまるごと解剖。さらに、“ジョブズ名義”の特許のうち、まだ世には出ていないデザインやアイデアを読み解き、ジョブズの夢見た「未来のアップルデザイン」を大予測。アップルがデザインで作り上げた世界に迫ります。
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商品情報
- シリーズ
- アップルのデザイン
- 著者
- 日経デザイン
- 出版社
- 日経BP
- 書籍発売日
- 2012.04.23
- Reader Store発売日
- 2013.12.06
- ファイルサイズ
- 9MB
- ページ数
- 199ページ
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この作品のレビュー
平均 3.5 (47件のレビュー)
-
デザインとは思想。ソニー好きの人にもおすすめ!
スティーブ・ジョブズはソニーが好きで、いろいろと影響を受けた、という話は有名だろう。
また、ある頃から「これからはソニーではなく、バウハウスだ」と方向転換した話も伝記などに見られる。
バウハウスとは…。第一次世界大戦後からナチス政権以前のドイツで展開した芸術運動。
イギリスのアーツ・アンド・クラフツなどとも関連しており、芸術を技術や建築と結びつけようという動き。
確かにアップルのデザインを見ると、バウハウスの影響があるのはよくわかるだろう。
だが、ソニー自体にもフロッグデザイン社を通してバウハウス的な流れがあるし、
ベルリンのソニーセンターがドイツ現代建築を代表するものであったりと、現代ドイツ芸術との関係も深い。
以前、ミュンヘンのモデルネ・ピナコテーク(現代芸術の博物館)で
90年代のソニー製品とアップル製品が並んで展示されるのを見た。
犬型ロボットとパーソナルコンピューター。ジャンルは違うが、何だか近いものを感じた。
それは、形ではなくて姿勢。
生活の中に芸術を。日常の中に、心躍る何かを。
まさにそんな感じではないか。
・・・と前置きが長くなったのは、本書、いろいろなデザイナーや技術者の話から成っている。
ソニー関係者も多い。ソニーからアップルに行った人の話もある。
アップルにはそこまで興味はないけどソニーのデザインが好きだ、という人にも面白いのではないかと思うのだ。
『デザイン家電は、なぜ「四角くて、モノトーン」なのか?』という本もあり、ブラウン、ソニー、アップルに見られるデザインを考察したものもあって、これはこれで論理的で面白かった。
が、本書の魅力はアップル製品に何らかの仕事を通して関わった人が「自分の関わった範囲で思ったこと」を書いており、
一貫していないが故に面白い。共感できるのもあればそうかな?ってのもある。
ジョブズに対する距離もそれぞれ(笑)
アップルのデザインといえば、ジョナサン・アイブ。もちろんこの人のインタビューも収録されている。
また、サムスンとの訴訟は、「デザインとは何か」の根本に関わる部分。
ソニーの「制服」とジョブズの(アップルの、ではない)「制服」という多分有名なエピソードも写真入りで紹介されている。
衣服というのは何のためにあるのだろう?
その服で仕事をするということで、何が変わるのか、変えようとしているのか、
そんなことも考えさせられる。
デザインとは、「見た目」のことではない。
設計そのもの、思想そのものだ。
何を考えたからその形になったのか?
魅力的なカラー図版(製品写真だけでなく設計図なども)を見ながら
そこに込められた思いを感じる。
続きを読む投稿日:2014.11.21
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デザイナーのこだわりは凄い
1つ1つのデザインに、こんなにも拘りが詰まっているのかと感心。
ユーザーに最高の体験を届けようとするデザイナーの執念というか、
執着は凄いなぁと思います。投稿日:2013.12.27
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