イノベーション 破壊と共鳴
山口栄一(著)
/NTT出版
作品情報
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
膨大なインタビューに基づくケーススタディを通して「パラダイム破壊型イノベーション」という新しい概念を提示する。『イノベーションのジレンマ』に挑む意欲的な一冊。
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商品情報
- シリーズ
- イノベーション 破壊と共鳴
- 著者
- 山口栄一
- 出版社
- NTT出版
- 書籍発売日
- 2006.03.03
- Reader Store発売日
- 2015.05.16
- ファイルサイズ
- 40.6MB
- ページ数
- 312ページ
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この作品のレビュー
平均 4.2 (5件のレビュー)
-
山口栄一さんが書いた『イノベーション、破壊と共鳴』を読みました。この本の帯には、『イノベーションのジレンマで見逃したことこそが…』、とある。気になって買った本です。
かの有名な青色発行ダイオードの開…発について、各社がどのように対応してきたか、という実例部分はかなり面白い。そして、本の終盤では、いろいろな提言が書かれているが、提言は示唆に富んでいて読み応えがあった。イノベーションが上手く行われるためには、「暗黙知」と紹介される「こうかもしれない」の組み合わせが必要とされ、ただしそれを単に体系化したり表現するのでは駄目で、同じ目的を持つ、異なる個性(や研究分野)の人に”共鳴”させることが大事なのだと。イノベーションのジレンマよりも1つ座標軸を加えたものかな、と僕は思いました。
”共鳴”・・・この言葉だけでは具体的には分かりにくいですが・・・、は今僕が根ざしているもの、目指しているものと同じだと感じた。しかし、「暗黙知」と言われる知恵や考えを出し合う場は、なかなかうまく持つことができない。また、この本で面白かったのは、組織化された優秀な人は「暗黙知」を体系化・形式化してしまうので、そこで思考が止まってしまうとも。自分も含め、如何に組織が、新しい考えに貪欲で、議論に柔軟で、敢えて違う角度から議論をしてみるほどの自由で、あるためには日ごろからどういう場を作ったらよいか、考えることになった。
ある章では、2つの研究都市、つくばとソフィア・アンティポリスが対比されていてこれも面白い。アンティポリスには信号がほとんどないそうです。不規則な道路、自然に接することのでき、芸術家を含め様々な分野の人が住んでいる。一方のつくばは、均質的です。僕は2年住んだことがあります。綺麗ですが、人工的な感じは否めません。どちらがより創造性を喚起しますか?と。
ちなみに、今これを書いているカリフォルニアは自由であって、いろんな文化や専門分野の人とも接することができるという意味では良いのかもしれない。東京も、街としては決して画一化はされていないと思う。ただ、日本人という面では比較的均質化されやすいので注意しないといけないかも。
以上、僕のブログより:http://d.hatena.ne.jp/ninja_hattorikun/20070917/1256431284続きを読む投稿日:2010.05.27
クリステンセンの「イノベーションのジレンマ」の対論としての位置づけもあり、その視点で注目されているが、元々の論拠に大変納得ができる点が多い。
実際にこの本を書かれたのは少し前だが、政権交代を迎えた現…在の日本の問題点を予測したかのような問題提起もされている。しかも理系的で緻密な視点で。
是非とも日本の現状を踏まえた続編を期待したいところである。続きを読む投稿日:2014.10.19
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