- 最新巻
竜馬がゆく(八)
司馬遼太郎(著)
/文春文庫
作品情報
土佐の郷士の次男坊に生まれながら、ついには維新回天の立役者となった坂本竜馬の奇蹟の生涯を、激動期に生きた多数の青春群像とともに壮大なスケールで描きあげる。総発行部数2500万部超! 司馬遼太郎の永遠のベストセラーが半世紀の時を経て、電子版で新たによみがえる!
第8巻/慶応三年十月十三日、京は二条城の大広間で、十五代将軍徳川慶喜は大政を奉還すると表明した。ここに幕府の三百年近い政権は幕を閉じた。時勢はこの後、坂を転げるように維新にたどり着く。しかし竜馬はそれを見とどけることもなく、歴史の扉を未来へ押しあけたまま、流星のように……。「竜馬がゆく」遂に完結!
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商品情報
- シリーズ
- 竜馬がゆく
- 著者
- 司馬遼太郎
- 出版社
- 文藝春秋
- 掲載誌・レーベル
- 文春文庫
- 書籍発売日
- 1998.10.10
- Reader Store発売日
- 2013.08.07
- ファイルサイズ
- 0.3MB
- シリーズ情報
- 既刊8巻
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この作品のレビュー
平均 4.6 (213件のレビュー)
-
竜馬ロス
竜馬最後の大仕事、大政奉還へむけて京都・土佐・長崎・福井を駆け回る。
大政奉還がなった直後に暗殺されちゃうなんて、竜馬はこのために天から使わされた人間だったのだな。
「薩長連合、大政奉還、あれァ、ぜん…ぶ竜馬一人がやったことさ」
後に勝海舟が語ったが、同時代に稀有な人材が多く出たことは間違いない。
西郷隆盛・小松帯刀・桂小五郎・高杉晋作・中岡慎太郎・後藤象二郎・岩倉具視、そして竜馬が師と仰いだ勝海舟。
誰一人欠いても事は成らなかった。
けれど、倒幕後の日本を見据えていたのは竜馬ただ一人だった。
あぁ、とうとう終わってしまった。
竜馬ロスに陥っている。続きを読む投稿日:2016.03.25
-
「坂本竜馬」の凄さは教科書ではわからない❗
8巻の見せ場は、「大政奉還」の最後のやり取りです。
武力倒幕派とのギリギリのやり取り手に汗握る攻防は、
とてもスリリングでした。
「大政奉還」後の薩摩藩とのやり取りも素晴らしかったです。…
大事業を成功させるためのケアまで怠りませんでした。
「大政奉還の大勲功はなるほど土佐藩がたてた。
竜馬にすれば土佐藩をその功の段階で満足させておき、
次の仕事は薩長にゆずろうとしているように
おもわれる。」(p324)
また、功に走らない竜馬の仕事観も垣間見れます。
「仕事というものは、全部をやってはいけない。
八分まででいい。八分までが困難の道である。
あとの二分はたれでも出来る。
その二分は人にやらせて完成の功を譲ってしまう。
それでなければ大事業というものはできない」(316)
坂本竜馬は、自分にしか出来ない事を見つける名人です。
竜馬という人間は、
・やりたいことならば、
必死にやり遂げようとする。
・一段上から俯瞰的に見て全体設計が出来る
そこに尽きるかも知れません。
大政奉還後、自分は「新政府」に加わらず、「世界の海援隊」を作ると西郷隆盛に豪語しました。
彼にとって政府の役人として事をなす事がゴールではありませんでした。彼にとっては、新政府でやるべき事は全て見えていたのでしょう。
他の人には見えない先の「ゴールまでの道程」が見えており、
他の人で出来ると見えていたのでしょう。
(ただ、そううまくいかない事まで見えていたのかは分かりませんが・・・・)
気持ちの上では、暗殺されず、世界相手に何をやり遂げようとしたか見たかった気もします。
ただ、当たり前ですが時間は元に戻らないし、竜馬の暗殺含めて、今の日本があります。
ただ、もっと夢を見てみたいと思わせてくれました。
「こんな男になりたい」そう思わせてくれた素晴らしい本でした。
是非、オススメします❗続きを読む投稿日:2017.10.29
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