「食い逃げされてもバイトは雇うな」なんて大間違い~禁じられた数字〈下〉~
山田真哉(著)
/光文社新書
作品情報
「1億円が12本」も出た宝くじ売り場で買えば、当たるのか? 本当に、会計がわかればビジネスもわかるようになるのか? 少子化対策のトンデモ結論、求人広告のワナ、グラビアアイドルに学ぶ「カードの切り方」――といったエピソードから、数字・会計・ビジネスについて解き明かします。コンセプトは「数字のウソから、数字を学べ」。数字や常識に騙されない“考える力”を鍛えるための、「さおだけ屋」完結編。
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この作品のレビュー
平均 3.7 (114件のレビュー)
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仕事で企画を立てることがありました。
売り上げ目標を立て、それを実現するための行動計画を描きました。
数値がでてきますね。
描いていたのはお餅でした。
おいしそうに描けました。たべられないけど。
…会社の決算報告、中期計画、国家予算まで、スケールは違うけれど同じことだったと、この本を読んで改めて気づかされました。
計画書を書くときは、狙いがある。その狙いに合わせて数値が、そう見えるようにストーリーを組み立てる。集計結果が意図したグラフにならないようであれば、改ざんはしないまでも、単位を%(本当なら売上金額にすべきところを)に変えたり、見せたくない年の売り上げは対象から除外してみたり、売上(本来なら粗利にすべきところを敢えて)に変えたり工夫(そう、工夫です!)、作品(計画書)に仕上げました。
当たり前ですよね。お仕事ですから。嘘のない範囲でほんとのこと言ってますよ。隠してることあるけど。そう、やる気見せないとね。
読み手は、(作品に描かれた)数値の意味するところを理解しなければならないし、
理解できれば、ははん、そうね、こんなこといいたいのね、裏にはこんなことありそう、わかっちゃったよ~、と余裕が出る。
余裕が出れば面白さが倍増しますね。
まさか通販番組の数値をそのまま解釈するひとはあまりいないと思いますが(確かに、「92%の人が〇〇を選びました!(メンバー8人の英会話サークルの意見=事前に当社対象ドリンクをプレゼントしました!)」「販売台数1位!(島田商店の3年前の販売台数)」「200%向上(当社比=根拠なんてあるわけない。言ってみただけ。)」←まーた、こんなこと言ってる、と冷めてみてますよね)、落ち着いて考えればみんな同じ。会社の決算も額面ではなくて、彼らが何を考えているのか(悪く言うなら、たくらんでいるのか)きっと見えてくることでしょう。
数字を賢く、楽しくみたいな、とそんなきっかけをもらえる本でした。
でもね、会計検査院の指摘金額(こんなに指摘できるなんて、頑張ってるなあ)、政府発表景気動向指数(あれ?まだまだ景気上向きなんだ。。。)、NHK契約率・支払い率(こんなに多くの人が契約してるんですね~、それなら義務化でも仕方がないですねぇ)、、、← 醜い~(※本書とは関係ありません。こころの声が洩れました)続きを読む投稿日:2020.08.15
一つの目線だけではいけない。
物事を見るときは複数の視点で見る事が大事。
上巻で食い逃げされてもバイトは雇うなと言っておきながら、下巻では大間違い。
いったいどうゆうこった?と思いながら読み進めたが…、読了して納得。
会計目線で得る答えと、相対的に良いとなる答えは違う。
大事なのは複数の視点を常に持つことだ。
○アンケートは、前提条件や対象範囲のちょっとした違いによって、出てくる数字が異なってくる。
○不動産や乗り物は「資産」であって「費用」ではない。利益を圧縮させることにはならない。
○費用になるのは、広告費、賞与。
○実質返戻率とは、税金がかかることを計算に入れていない数字のこと。
○人は、計画どおりに物事を進めなければいけないと囚われすぎている
○ノルマを課すと、ノルマを達成できるかどうかが問題となり、結果に結びつきそうな短期的な仕事しかしなくなる
○変化に応じて対応できるようカードを持っておく。
○準備なき効率化は、人や会社を疲弊させる。
○二分法の話し方を身につける。これはaとも言えるし、bとも言える。
○金額とパーセンテージの両方の視点を持たないと、本質は見えてこない。続きを読む投稿日:2022.08.31
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