アメリカ型ポピュリズムの恐怖~「トヨタたたき」はなぜ起きたか~
齋藤淳(著)
/光文社新書
作品情報
2009年秋から約一年にわたりアメリカで見られた、急加速疑惑に絡む「トヨタ(自動車)たたき」は、実にひどいものだった。民主主義がまさにポピュリズム(大衆迎合)と化した象徴的な出来事となった。なぜ、あのような集団ヒステリー状況が生じたのか? 通信社記者として、一連の急加速報道を日夜観測してきた筆者が、異常とも言えるバッシングがしばしば発生するアメリカの社会構造の欠陥をあぶり出す。
もっとみる
商品情報
以下の製品には非対応です
この作品のレビュー
平均 3.4 (5件のレビュー)
-
覚えてらっしゃるでしょうか?
2009年秋ごろから1年ぐらい巻き起こった・・・
アメリカでのトヨタバッシング・・・
トヨタたたきを・・・
そういえばそんなことあったな・・・
という感じでしょうか・・・…
結構なたたかれようで・・・
日本でもトヨタ調子に乗ったな的な・・・
驕れるものは久しからず的な感じで報道されてましたね・・・
トヨタ大丈夫?と思ったりしてました・・・
ブランドイメージはガタ落ちでシェアもガタ落ち・・・
でも、トヨタは復活しました・・・
何であんなに叩かれたのか・・・
アメリカならではの理由がありました・・・
一時はシェアを落としたけども、トヨタは何でまた復活してこれたのか・・・
そこにはトヨタの苦心がありました・・・
それらを語った本でございます・・・
アメリカって言えば世界に冠たる民主主義の国・・・
でも民主主義過ぎちゃって・・・
大衆さまに迎合しまくっちゃう国でもある・・・
大衆迎合で何が悪い?
いや、まぁ大衆さまが正しければ良いけども・・・
そうじゃない時もあるよね・・・
通常弱い立場であると考えられる消費者さまの苦情が通りやすいってのはスッゲー良いんだけど・・・
消費者さまの誤解だったり、消費者が嘘言ってたりする場合にも苦情が通りやすかったりしちゃう怖さもはらんでる・・・
そう、企業は悪くないかもしれないのに・・・
実は、なんてのは関係なしに・・・
消費者さまの苦情が通っちゃう場合もある・・・
で・・・
まさにその大衆さま迎合が暴走したのがトヨタの大規模リコールの時・・・
もちろんトヨタも悪かった・・・
それは間違いない・・・
けども、実際に悪かったトコ以外にも・・・
非がないトコもトヨタが悪い、トヨタ車は超危険だぜ、というバッシングの嵐が吹き荒れた・・・
実際には問題がなかったトコも悪いようにされるという・・・
恐怖・・・
メディアの扇動報道で苦情が急増→苦情の急増でさらに扇動報道→さらなる扇動報道で苦情がさらに急増、という負の連鎖・・・
冷静な報道はほとんど出てこず・・・
煽り合戦・・・
怖いですね・・・
政治家もか弱き消費者のため!国民の皆さんのために戦ってますよ!とアピールするためにバッシングしまくるし・・・
いやー、たまったもんじゃない・・・
ボッコボコですよ・・・
ポピュリズムって怖いですね・・・
民主しゅぎると怖ぇ・・・
アメリカさんそういうとこあるから・・・
気をつけましょうね・・・
アメリカさんって自由で、公正な競争社会ってイメージがありますが・・・
つーか、そう言ってますが・・・
愛国心が強いから、アメリカさんとこの企業が他国の企業にヤラてる時は・・・
アメリカさんご自身が苦しいときは・・・
そういうのどっか行っちゃうから・・・
アメリカさんそういうとこあるから・・・
気をつけましょうね・・・
って本です・・・
そして・・・
トヨタもだいぶブランドイメージ傷ついたけど・・・
実は前例があって・・・
80年代にドイツのアウディが・・・
同じようなことになってね・・・
アウディはウチの車に欠陥は無ぇ!!よく調べやがれ!!って全面戦争を挑んだんだけども・・・
そのせいでスッゲーシェア落として回復するのにとんでもなく時間がかかったのね・・・
トヨタの偉いとこは、たぶんそれを学んで全面戦争せずに・・・
社長自らが反省と謝罪をして全面戦争を避けて、でもここだけは!と譲らないとこは譲らずに対応したんですね・・・
ここがアウディと違って、それほど酷いシェア落ちにならずに回復へと向かっていけたポイントですね、と・・・
今後もこういうことあると思うから、このトヨタの事例、マジで胸に刻んどこうね、って本です・・・
文章はまとまっててスラスラ行けますんで、アメリカさんのイヤらしいとこ、面倒なとこ興味ある方はゼーヒー続きを読む投稿日:2013.07.24
筆者は時事通信の記者である。アメリカでレクサスの急加速事故を、発端としたトヨタたたきについて、何故起こったのか分析している。
最終章で日本のメディアにも触れているが、かなり同感だと思った。なぜ、日本を…代表する企業が叩かれているのに、日本のメディアも同調して叩くのか。向こうの、メディアから情報をもらわなきゃいけないという事情があったとしても、少なくともインターネットでは、かなり疑問符を持った一件だったはずだ。続きを読む投稿日:2013.02.27
新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
- ・優待ポイントが2倍になるおトクなキャンペーン実施中!
※続巻自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると続巻自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能ですReader Store BOOK GIFT とは
ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。
贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK!
ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。※ギフトのお受け取り期限はご購入後6ヶ月となります。お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。
※お受け取りになる方がすでに同じ本をお持ちの場合でも払い戻しはできません。
※ギフトのお受け取りにはサインアップ(無料)が必要です。
※ご自身の本棚の本を贈ることはできません。
※ポイント、クーポンの利用はできません。クーポンコード登録
Reader Storeをご利用のお客様へ
ご利用ありがとうございます!
エラー(エラーコード: )
ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。