中国人民解放軍の内幕
富坂聰(著)
/文春新書
作品情報
謎のベールに包まれた中国人民解放軍。79年の中越戦争を最後に実戦経験を持たず、周辺諸国とは常に領土・領海紛争を抱えている。空母建造や宇宙開発など、未知の分野に乗り出した中国の狙いは何か? 最大の軍事大国アメリカとの衝突は不可避なのか? ディープな人民解放軍研究!
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商品情報
- シリーズ
- 中国人民解放軍の内幕
- 著者
- 富坂聰
- ジャンル
- 教養 - ノンフィクション・ドキュメンタリー
- 出版社
- 文藝春秋
- 掲載誌・レーベル
- 文春新書
- 書籍発売日
- 2012.10.20
- Reader Store発売日
- 2013.01.18
- ファイルサイズ
- 1.3MB
- ページ数
- 251ページ
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この作品のレビュー
平均 4.5 (3件のレビュー)
-
解放軍と党の関係、軍の組織構造や特徴、「サイバー」「宇宙」への関心とその足元で進む腐敗や弱体化、といった点について、若干総花的ではあるが、概要を把握できる内容。中国の軍事行動について、その意図を把握す…る際に読んでおくべき本と思う。続きを読む
投稿日:2013.03.23
このレビューはネタバレを含みます
2012年刊。
レビューの続きを読む
タイトルの如く、謎めく中国人民解放軍の史的概略、組織、指揮命令系統の実際、特殊部隊や「二砲」(核兵器とミサイル部隊)、党との関係(シビリアンコントロールの実像)、死の商人、サイバー…戦争対策等がテーマ。
情報ソースが不明な点、それに関連し何時の情報か等の問題も孕むが、新書で概観可能な点が買い。
日本の国土防衛に関し、戦車ってひょっとして時代遅れ?。ロシアの仮想敵国としての比重が低下する今、特に市街地・山岳地帯の多い日本において、予算の限界ある中、特殊部隊化・サイバー防衛部隊への陸自の転換の要否こそ議論されるべきだろう。
本書指摘のように武器転用可能な民生品(光学機器等)輸出が世界的に跋扈しているのは、最近のドキュメンタリーでも指摘され、そんな邦人メーカーもある。ただ、武器輸出三原則をなくした(民主党の責任は重いが)中、武器をまんま売るよりマシ?といえるのか。武器転用可能だとはいえ、民生目的製品を製造するメーカーであれば、それを悪用するのは購入側であり、少なくとも製造側とこれを販売するメーカの責任ではないだろう。ならば、かようなメーカーであればこそ政府的はバックアップすべきなのではないか。
非民生品武器輸出は結局、特定の○○重工業への援助でしかなく、国としてのイメージの悪化を招来し、ソフトパワー戦略としても甚だ都合が悪い。
勿論、民生品転用であろうと、車や衣料品M如く国内中小企業並みの税率の法人税すら納めていない先(合法・非合法問わず)への支援が不要なのは当然だが……。
更に本書は、中国がサイバー戦争に注力する中、大半が大卒の部隊が中核を担うと指摘する。数理に長けた人材がサイバー防衛には求められる中、高卒(換言すれば、大学進学が学力的に困難な場合)を中核とはしにくい。というより、数理のみならず、語学を含め、大学への積極的に財政支援すべきであろうに…。
独立行政法人化し、また私学を含め学費を増大させるごとき施策は、タカ派的観点からも亡国の所業である。
ちなみに、本書からは、毛沢東ですら解放軍との関係性に腐心していた(反乱軍化の回避予防のため)が仄かに感じられるが、特に林彪叛乱(未遂)と逃亡の件に彼の恐怖感を感得できそうだ。続きを読む投稿日:2017.01.25
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