- 最新巻
二十世紀(下)
橋本治(著)
/ちくま文庫
作品情報
二十世紀とは何だったのだろう? 第二次大戦後の世界を長らく覆っていた東西の冷戦構造。イデオロギー対立という仮面をかぶった国家間の利害対立。19世紀的なるものが支配しつづけたのが私たちの生きた時代だった。「これは何かヘンだ」という橋本治の素朴な感覚を出発点に、わかりやすい言葉で、今ここにいる私たちにとって避けて通ることのできない百年間の歴史が語られる。
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商品情報
- シリーズ
- 二十世紀
- 著者
- 橋本治
- 出版社
- 筑摩書房
- 掲載誌・レーベル
- ちくま文庫
- 書籍発売日
- 2004.10.10
- Reader Store発売日
- 2014.07.27
- ファイルサイズ
- 0.3MB
- シリーズ情報
- 既刊2巻
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この作品のレビュー
平均 4.3 (7件のレビュー)
-
キューバ危機
1962年、10/14 - 元々は親米派の政権を倒したカストロに制裁を加え続けたアメリカが原因。キューバ侵攻も行う。とにかく支配し続けようとして、経済制裁等加え続けた結果、助けを求められ…たのが中国やソ連などの社会主義国。それにさらに過剰に反応したのがアメリカ。John F Kennedy
1980年代の日本は世界をリード。輸出が堅調だったこともあるが、1番は軍事にお金を使ってないからでは。実際、西ドイツも他国への干渉はせず経済発展していった。一方、先進国は冷戦をはじめとした軍事に対する支出がとても多かった?
1985年のプラザ合意で1990でバブル崩壊の道筋は見えていた、、?(げんみつには1992年)
1982-AIDS
エイズは快楽と共に訪れた。無差別をよしとし、そこに人間関係という必然を欠落させたままの性交渉に訪れた。
エイズウイルスは、無差別であれば”自己を防衛することにどれほどの意味があるのか”と囁く。-自己免疫の不全-自己を防衛せざるえない男や女に、それをする者の孤独を説いた。無限定な他者への欲望は、それを抱く者の深い孤独を照らし出した。
20世紀の中東問題。アラブ対イスラエル。イスラム対ユダヤ教。1978年にイランでイスラム原理主義革命。ここからイランイラク戦争が。1988年、イランにシーア派の政権が立ち、隣国イラクのフセイン(スンニ派)は自国内のシーア派が影響され革命を起こすのを恐れる。よってイランに侵攻。
実際裏は米ソの冷戦でアメリカはイラクのフセインを支持。
1990年末に、正当性を持ったと勘違いしたイラクがクウェートに侵攻し1991年には湾岸戦争勃発。
アメリカが反米のイランに怒り、それを嫌がるフセインを多めに見続けたミス。
そもそもの始まりは1948年のイスラエル建国。国連がパレスチナ分割案を可決-半分をユダヤ人、半分をアラブ系のパレスチナ人。
戦後のシオニズム運動は、ヨーロッパで散々差別され自国を持たないユダヤ人が、自民族の国家を持ちたいという希望。
実際2000年にローマ法王のヨハネパウロ2世は十字軍のアラブ侵攻と欧州でのユダヤ差別をキリスト教徒の罰として認める。
つまり中東問題とは、その地域に住んでいたパレスチナ人をどう位置づけるかの問題
1970年代の段階で、いるかいらないか、ではなく、より便利か否か、が豊かさの定義となる。
本来の豊かさとは。物余りによる無理矢理売らせるという支配的な考えが過去成功した試しはない。また慢性的ないらないのに作る作業が環境を破壊して不景気を産む。続きを読む投稿日:2022.02.07
このレビューはネタバレを含みます
時代が下るほどに取り上げることが卑小になる。最後はミッチーサッチーなんて、ワイドショーレベルの事象が20世紀の1999年に起こったこととして、記録される。
レビューの続きを読む
(上)では世界史を扱おうとして大上段に構えて…いた感があるが、(下)では開き直って著者本来の世界に戻ってきた感じだ。殆ど日本の出来事オンリーの、それも週刊誌的発想の出来事回想録としか思えない(下)だが、悪いことばかりではない。戦後の日本人の振る舞い、あるいは戦争責任論として読むべき文章も散見される。
それにしてもこの人から「」を取ったら一行も文章を書けないのではないか?心配になる。続きを読む投稿日:2013.12.26
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