真田太平記(六)家康東下
池波正太郎(著)
/新潮社
作品情報
幼い秀頼と豊臣家の行方を案じつつ秀吉が亡くなると、徳川家康は朝鮮の役での文治派と武断派の対立を巧みに操りつつ豊臣家を分断していく。そして石田三成と結んだ上杉景勝を撃つべく家康が会津に兵を進めると、三成が兵を挙げ、ここに東西決戦の陣形が定まる。この重大局面にあたって真田父子は会津出陣の途上で一夜会談し、昌幸と幸村は徳川軍団を離れて上田城に帰り、信幸は留まる。
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この作品のレビュー
平均 4.0 (35件のレビュー)
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この頃から急に角の真田家に対する愛情から来る粗暴な態度が哀れになってくるよね。
三成やることなす事裏目に出て意固地に…
そして、真田家にとっては運命の分かれ道の話し合いからの小松殿に追い払われるまでの…とほほスキーム。
結局この巻はプライドを曲げられない為に堕落していった者達がいっぱいだったな。
逆に家康は温情しまくり。続きを読む投稿日:2024.03.22
直江状が届き、家康が東下。
信幸と、昌幸・幸村父子兄弟が別の道を歩む。
関ヶ原直前、三成の思いと家康の緻密な謀、それ以外のものは揺れ動かされる。
いよいよかー。
54冊目読了。
投稿日:2024.03.17
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