死亡記事を読む
諸岡達一(著)
/新潮新書
作品情報
ここには人間のドラマがある。眼光紙背に徹すれば、たった十数行の記事でも、その一語一語が奥深い――。夏目漱石から司馬遼太郎まで、文学者の死はいかに報じられてきたか。芸能人はなぜバカでかい記事になるのか。経済人や野球選手の扱いは業績に比して小さい。名前の右に傍線が引かれる由来は。軟派の社会面は見出しで勝負。……誰もが毎日目にしながら、実は知られていないその読み方。
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商品情報
- シリーズ
- 死亡記事を読む
- 著者
- 諸岡達一
- 出版社
- 新潮社
- 掲載誌・レーベル
- 新潮新書
- 書籍発売日
- 2003.06.20
- Reader Store発売日
- 2012.02.24
- ファイルサイズ
- 0.4MB
- ページ数
- 190ページ
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この作品のレビュー
平均 3.0 (3件のレビュー)
-
新聞は大学の図書館でたまに眺めるくらいで、ほとんど読んでいない。テレヴィも見ないので、ニュースは主にパソコンから。でも、著名人の死を知るのは、ケータイのニュースが多い。今日(11月23日)はそのケータ…イに、日高敏隆が亡くなったと教えられた。ネット上の死亡記事を要約すると、日本の動物行動学の先駆で、ローレンツやドーキンスの著書の紹介、エッセイでも有名。研究業績としては、モンシロチョウのオスがメスの羽で反射される紫外線を頼りにメス近づいていくことの発見。で、大体どこでも同じ。京都新聞がいちばん詳しくて、他の業績に言及したり、「岩波書店に務め(勤め?)ながら研究し」とか書いてある。死亡記事が詳しくするには、当たり前だけど日頃からデータを集めて、備えておくんですね。たしかに、詳しいほうが記事も面白いけど、詳しく書くのは後日でもいいんじゃないかな。感想としては、こういう新聞のつくられ方みたいのを読むのも面白いけど、ひたすらいろんな人の死亡記事を読んでみたかった。あとはどうでもいいことなのだけど、ネット上で「自重」っていう言葉がよく「自粛」みたいな意味で使われているけど、これは(今のところ)正しくないのだと思っていたら、1941年の大阪毎日新聞でも使われていて(p.117)、そうでないことを知った。ネグるという言葉、恐らくneglectから来たのだろうけど、「2次以上の微小量をネグる」みたいに、理論屋の先生が良く使う。でも、この本の著者も使っている(p.118)ということは、意外と一般的な言葉なのか?続きを読む
投稿日:2009.11.20
筆者は経歴を見ると分かるように、野球に深い思い入れがあるようで、本文中においても野球選手の記事について多くのページを割いており、野球にあまり感心がない自分にとって読んでいていささか苦痛であった。
けれ…ども、それは時間的な制約があるとはいえ、文化・社会に寄与した人に対してもう少し心を込めた記事を書いて欲しいという気持ちの強さでもあるため、納得のいく内容と読むことができた。続きを読む投稿日:2012.10.22
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