ハリウッドではみんな日本人のマネをしている
マックス桐島(著)
/講談社+α新書
作品情報
「いま日本では何が流行ってるの?」「こんな時、日本人ならどうする?」 そんな言葉をハリウッドの映画人から投げかけられるのは、僕にとってもはや日常茶飯事だ。あらゆる分野のメイン・ストリームで、日本人と日本文化はオリジナリティを高く評価されている。いまやアメリカの各業界では「日本を真似ろ」「日本に追いつけ、追い越せ」がキーワードになっているといっても大げさではないくらいの状況なのだ。
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商品情報
- 著者
- マックス桐島
- 出版社
- 講談社
- 掲載誌・レーベル
- 講談社+α新書
- 書籍発売日
- 2009.11.20
- Reader Store発売日
- 2011.08.19
- ファイルサイズ
- 2.1MB
- ページ数
- 208ページ
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この作品のレビュー
平均 3.2 (8件のレビュー)
-
最近、よくある日本びいき的な本。
実際に住んでいる人なので確かにそうなのかと思うが、
それにしても、この通りなら相当日本人気あるやん。
もちろんすべてがすべてというわけでがないかと思われるが、
投稿日:2018.10.15
父親が、外国人が日本の社会や文化について書いた新書を探していながら、タイトルがわからないというので、検討をつけて探してみた一冊。
著者はおそらく日本人ながら、ハリウッド・プロデューサーというきらびやか…な肩書で、アメリカの映画世界の事情通です。
最近では、ハリウッドで日本文化やその精神が取り上げられ、ちょっとしたブームになっているということは知っていましたが、この本では徹頭徹尾、アメリカ人がよしとする日本の美徳について採り上げられており、(そんなにハリウッドでは日本万歳的なのか)と驚きました。
著者が書いている通り、「ハリウッドの日本化」といった流れが今の風潮なのだろうとは思います。
確かにアメリカをはじめ、海外で大活躍するスポーツ選手やアーティストはいますが、それはほかの国の人でも同じことで、私達が知らないだけで、他のアジア国出身でアメリカで成功している人は相当多いだろうとも思います。
まあそれにしても、私達にとっては当たり前に感じることが、よその国では新鮮に、驚きと感動を持って受け入れられるというのは不思議な感じ。
大リーガーから、デパ地下まで、さまざまな項目に見られる日本への熱い視線が紹介され、あらためて(便利でよい国に住んでいるんだなあ)と思います。
日本のスポーツチームやマンガ、アニメは、「コンテンツの元となるコンセプトが良くて、コンセンサスがとれている」のだそうな。
なぜ「クール・ジャパン」というのか、ハッキリわからずにいましたが、緻密な人物設定と複雑なストーリー展開の日本のマンガが「クール」と評されることからきているようです。
演歌のジェロが日本に受け入れられたのが、アメリカ人にとっては不思議と書かれていたのには、なるほどと思いました。
日本人がカントリーウエスタンを歌っても、アメリカでは全くはやらないそうです。
聖徳太子の「和をもって貴しとなす」の精神が今でも日本人の生き方にしみついており、そこが海外に評される理由だとはわかりますが、そのほかにも、真新しいものを柔軟に受け入れる態度もまた、日本精神なので、どの時代にも対応していけるのですね。
著者は、海外の知人が来日すると、必ず喫茶店に連れて行き、客は誰もが感動するそうです。
スタバ以上の喫茶店という空間がないんだとか。
確かに、海外では、あまり「カフェで読書をして一日過ごした」などと聞かないので、カフェは合理的にお茶を飲んだら、すぐに出る場所として存在しているのかもしれません。
また、今アメリカ人が最も欲しがる日本製品「三種の神機」とは、ウォシュレット、指圧マッサージソファー、魚焼き機だそうです。
なるほど。それにプリウスも入りそうです。
アメリカが日本化されていくとは、かけらも思えませんが、さまざまな形で日本文化が輸出され、その良さが伝わるというのは喜ばしいことです。
茶の湯や江戸文化などは、かなり閉ざされた性質のもので、オープンに魅力が伝わるとは考えにくいものばかりですので。
アメリカ人は、アメリカの生活が世界一だと思っているでしょうけれど、ちょっとしたスキマに、ミステリアスでクールな日本のなにかが入るというのは、嬉しい限り。
たしかに、「ZEN(禅)」だといわれると、なにか素晴らしい奥義を教えてもらえるような気になるという、日本マジックが存在するのだとわかりました。
いまだに知人に「日本にはサムライはいるの?ニンジャは?」と聞かれたりするので、まだまだハリウッド映画が作り上げたイメージは濃いと感じますが、デフォルメされたキャラクターでも、日本のイメージを深める強力なアイコンになっており、それがひいては日本への興味につながるので(中国カンフーと一緒ですね)、強烈なイメージアイコンがあるのは素晴らしいことだと思います。
それでも、大勢のハリウッド俳優たちが捕鯨反対のシーシェパードのスポンサーになっているなど、反日の動きや、なかなかぬぐい去れない人種偏見もいまだ根強く存在しています。
この本にはいいことばかり紹介されているため、読んでいてよい気持ちにはなりますが、そういったネガティブ側面は書かれていなかったので、なんらかの物足りなさを感じました。続きを読む投稿日:2011.06.30
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