人生で必要なことはすべて落語で学んだ
童門冬二(著)
/PHP文庫
作品情報
「えー、落語というものは人生のケース・スタディのようなものでして…」。歴史小説を書くかたわら、全国各地で数多くの講演をこなす著者。人名・地名などの固有名詞が次々と出て歴史の話はとかく堅くなりがちだが、著者はそれを柔らかく解きほぐし聴衆の気を逸らすことがない。その巧みな話芸のエッセンスは、何十年来聴き続けてきた“落語”にあるという。本書は、「こんな旅をしてみたい」「ダメ亭主ダメ女房」「嫌な奴を笑わせてやりこめる」「キレイな金の使い方」「“それを言っちゃーおしまいだよ”を言っちゃった時」など、家庭円満の秘訣や人間関係を円滑に保つ方法を、落語から学ぶ一冊。職人や商人、侍が織り成す落語ワールドは、まさに生きる知恵の宝庫。大の落語ファンが名作落語を引き合いに、軽妙に語る上手な生き方。「どうぞ“落語人間”におなりください」。笑いは本人を幸せにするだけでなく、周りも幸福にします!
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商品情報
- シリーズ
- 人生で必要なことはすべて落語で学んだ
- 著者
- 童門冬二
- 出版社
- PHP研究所
- 掲載誌・レーベル
- PHP文庫
- 書籍発売日
- 2006.03.01
- Reader Store発売日
- 2011.07.01
- ファイルサイズ
- 0.3MB
- ページ数
- 284ページ
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この作品のレビュー
平均 4.0 (3件のレビュー)
-
似た様なタイトル本は、数多くありますが……
歴史小説作家の童門冬二氏ですが、時々テレビの歴史番組でコメンテーターを務められることがありますよね。その際、どこかで聞いた様な口調だよなぁ、と常々思っていたんですよ。そうしたら本文の中で明かしてますが…、6代目三遊亭円生のパクリとのこと。なるほど、そう言われれば、そうなんですね。
かくいう私も、実は無類の落語好きなのでありますよ。歌舞伎に興味を持ち始めたのも、落語「七段目」がきっかけですし、百人一首をまともに覚えたことはないけれど、落語「崇徳院」を始めとして噺に登場する歌は、当然のことながら自然に覚えてしまいました。
それでこの本なのですが、別に落語に詳しくなくとも、噺のあらすじが書いてあるので、十分楽しめます。中身は細かい項目毎に、筆者の思いが、落語をネタに語られるといった感じの本です。
「日本人の評価には、何をやっているかという内容論と、誰がやっているかという人物論がある。」これだけだと良くわからないかもしれませんが、歴史に造詣が深い筆者ならではのコトバだと納得した次第です。
いずれにせよ、人生に笑いは必要であり、また人と語り合うときに、「間合い」というものは必要ですよね。それに改めて気づかされた本でありました。ただ一つ、気になったのは、冒頭で紹介される落語「野ざらし」のオチが書いてなかった様な……。もしご存じない方がおられましたら、これを機会に、どなたかの噺を聞かれると良いと思いますよ。続きを読む投稿日:2016.04.23
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著者は言います。どうぞ落語人間におなり下さいと。人生問題に落語を活用すれば三方よしの考え方に行きつけるという。だから私も落語的性格を身につけよう。さすれば小言幸兵衛の自分が可笑しくなる。きっと。
投稿日:2014.09.19
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