誰も知らない中国拉麺之路 日本ラーメンの源流を探る(小学館101新書)
坂本一敏(著)
/小学館101新書
作品情報
ラーメン・そばなどと中華麺の不思議な関係!
担担麺」や「天津麺」は中国にはないのか? 醤油ラーメンや、味噌ラーメン、豚骨ラーメンなど日本ラーメンはどこから来たのか? 日本の麺の源流を探って二十余年、中国全土の麺をくまなく食べ歩いた男の出した大胆な結論――すべてのラーメンのルーツは、山東省にあった! ここから大陸全土に通じる拉麺之路(ラーメンロード)を旅し、西の果てパキスタン国境沿いのクンジュラブ峠で食べた未来のラーメン「汁入りラグメン」や、日本の「もりそば」そっくりの麺、うどんの中国逆輸出バージョンの「烏冬(ウードン)麺」まで、千種類以上の中華麺を食した著者が日本の麺の昨日・今日・明日を語る。巻末には著者一押しの中国主要都市麺館案内。
もっとみる
商品情報
- 著者
- 坂本一敏
- 出版社
- 小学館
- 掲載誌・レーベル
- 小学館101新書
- 書籍発売日
- 2008.12.06
- Reader Store発売日
- 2011.04.15
- ファイルサイズ
- 2.9MB
- ページ数
- 240ページ
以下の製品には非対応です
この作品のレビュー
平均 5.0 (2件のレビュー)
-
中国の各地へ 見知らぬメンを求めて 歩き回る。
日本のラーメンのルーツは どこにあるのか
北海道ラーメン
横浜ラーメン
豚骨ラーメンは 中国のルーツが違う。
そうめんは どこからきたのか?
うどん、き…しめんは どこから来たのか?
そばは、なぜメンとしてたべないのか?
いや。いや。このたくましい探究心。
感心しました。
過橋米線の由来は、建水節などよりも見た目がはっきりする。
中国のメンは 実にいろいろある。
それを探求するだけでも、一生かかるかもしれない。続きを読む投稿日:2013.11.16
中国のラーメンについて知りたくて読書。
著者の熱意と行動力に脱帽。中国滞在歴も長い。残念なのは、戦後の引揚者が日本でラーメンを広めたという引き上げ元の大連や旧満州へもっと早い段階で来て調査して欲しか…った。
2006年に訪れた大連のローカルラーメン屋を紹介しているが、大連や瀋陽は、歴史的に日本との関係が深い場所なので、戦後に日本のラーメンが逆上陸したものではないかと思うことがある。烏冬面のように。
それにしても、日本で本格的にラーメンが誕生して普及するまで70年ぐらいで、とてつもなく進化したが、どうして、発祥国であるはずの中国ではラーメンや麺類が発達しないのだろうか。現状でもお世辞にも美味しいとは言えない。そもそも、大連だとローカルラーメンは貧乏人が食べるもので、自家用車を持っているような富裕層はラーメンを食べないような印象がある。
もしこの仮説が正しいとすれば、日本から進出してきたラーメン店で苦戦している店があることも納得できる。ラーメン=貧乏人の食べ物というイメージが足かせになっているのかもしれない。味の蔵ラーメンや味千ラーメンなど地元の人にも食べられて成功している店もあれば、8番ラーメンや王将など撤退や苦戦している店もある。
確かに最後のエピローグで書かれている通り、日本でもトウモロコシや豆類、米を原料とした麺が登場してもいいと思う。米を有効活用して麺やパンを作ることは食料輸入率が高い日本には重要であり、研究して進化させれば、将来的に、海外へ輸出できる魅力的な商品へ成長するかもしれない。
読書時間:約1時間5分
本書は在大連領事事務所でお借りしています。有り難うございます。続きを読む投稿日:2014.09.15
新刊自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
※新刊自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新号を含め、既刊の号は含まれません。ご契約はページ右の「新刊自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される「増刊号」「特別号」等も、自動購入の対象に含まれますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると新刊自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約・新刊自動購入設定」より、随時解約可能です続巻自動購入は、今後配信となるシリーズの最新刊を毎号自動的にお届けするサービスです。
- ・発売と同時にすぐにお手元のデバイスに追加!
- ・買い逃すことがありません!
- ・いつでも解約ができるから安心!
- ・優待ポイントが2倍になるおトクなキャンペーン実施中!
※続巻自動購入の対象となるコンテンツは、次回配信分からとなります。現在発売中の最新巻を含め、既刊の巻は含まれません。ご契約はページ右の「続巻自動購入を始める」からお手続きください。
※ご契約をいただくと、このシリーズのコンテンツを配信する都度、毎回決済となります。配信されるコンテンツによって発売日・金額が異なる場合があります。ご契約中は自動的に販売を継続します。
不定期に刊行される特別号等も自動購入の対象に含まれる場合がありますのでご了承ください。(シリーズ名が異なるものは対象となりません)
※再開の見込みの立たない休刊、廃刊、出版社やReader Store側の事由で契約を終了させていただくことがあります。
※My Sony IDを削除すると続巻自動購入は解約となります。
お支払方法:クレジットカードのみ
解約方法:マイページの「予約自動購入設定」より、随時解約可能ですReader Store BOOK GIFT とは
ご家族、ご友人などに電子書籍をギフトとしてプレゼントすることができる機能です。
贈りたい本を「プレゼントする」のボタンからご購入頂き、お受け取り用のリンクをメールなどでお知らせするだけでOK!
ぜひお誕生日のお祝いや、おすすめしたい本をプレゼントしてみてください。※ギフトのお受け取り期限はご購入後6ヶ月となります。お受け取りされないまま期限を過ぎた場合、お受け取りや払い戻しはできませんのでご注意ください。
※お受け取りになる方がすでに同じ本をお持ちの場合でも払い戻しはできません。
※ギフトのお受け取りにはサインアップ(無料)が必要です。
※ご自身の本棚の本を贈ることはできません。
※ポイント、クーポンの利用はできません。クーポンコード登録
Reader Storeをご利用のお客様へ
ご利用ありがとうございます!
エラー(エラーコード: )
ご協力ありがとうございました
参考にさせていただきます。