小説
怪盗ニック全仕事
シリーズ内の平均評価:
(37)
ニック・ヴェルヴェットは当代きってのプロの泥棒である。つねに依頼を受けて動く彼が盗むのは、価値のないもの、もしくは誰も盗もうとは思わないものだけ。報酬は一件につき二万ドル。そんな型破りな条件にもかかわらず、彼のもとには依頼が次々に舞い込んでくる。ターゲットはプールの水、おもちゃのネズミ、プロ野球チーム、使い古しのカレンダー等・・・・・・それらをニックはどうやって盗む? そして依頼者はなぜ盗ませようとする? 短編の名手ホックが創造した唯一無二の怪盗ニック、その全仕事を発表順に配して贈る全集第1弾、・・・
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1966年、斑の虎を盗むために登場して以来、40年以上にわたり「価値のないもの、誰も盗もうとは思わないもの」ばかりを盗み続けてきた怪盗ニック・ヴェルヴェット。天下無双の大泥棒の活躍譚も、ついに最終巻を迎える。巨大な石像の首、結婚式で飛ばす鳩、空っぽのペイント缶などを意外な方法と思わぬ理由により盗み出す通常営業から、恋人グロリアとの出会いや〈白の女王〉サンドラ・パリスとの共演などファン必読のエピソードまで、本書には本邦初訳8編を含む全14編を収録。シリーズ全87作品を発表順に収録した文庫版全集、堂々の完結。/解説=木村仁良
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たった一枚のビンゴ・カード、百貨店で働くサンタの付けひげ、金属製の錆びた・・・・・・価値のないものだけを盗む、世界で唯一の怪盗ニック・ヴェルヴェット。年齢こそ重ねつつあるが、その手腕はいっこうに衰えを知らず、窮地に陥っても持ち前の機転で切り抜ける。ライヴァルの泥棒〈白の女王〉サンドラ・パリスを助け、名警部と対決する「レオポルド警部のバッジを盗め」、ニックを名乗る偽者が現われる「偽の怪盗ニックを盗め」など、長寿シリーズならではの趣向を凝らした短編も楽しめる文庫版全集第5弾は、本邦初訳の9編を含む全14編を収録。/解説=木村仁良
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価値のないもの専門の怪盗ニック・ヴェルヴェットに、ライバル登場!? 〈白の女王〉ことサンドラ・パリスは“不可能を朝食前に”をモットーに、決まって早朝に依頼を遂行する美女だ。二人はときに対立し、ときに協力しながら盗みに挑む。ターゲットは書斎の家具一式、図書館の蔵書、紙細工のお城、色褪せた国旗・・・・・・。怪盗ニックの妙技ますます冴えわたる文庫版全集第4弾は、女怪盗サンドラ初登場短編「白の女王のメニューを盗め」を巻頭に、「ハロウィーンのかぼちゃを盗め」「枯れた鉢植えを盗め」など、本邦初訳の6編を含む全15編を収録。/解説=木村仁良
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怪盗ニック・ヴェルヴェットは、きょうも仕事に精を出す。盗みの対象は価値のないもの、誰も盗もうとはしないものに限定されるが、一度引き受ければどんなに困難な依頼もこなすプロ中のプロだ。本書にはニックが日本を訪れる「駐日アメリカ大使の電話機を盗め」や、不慮の事故で骨折しながらも盗みに挑む「感謝祭の七面鳥を盗め」など、雑誌にのみ掲載されたものや本邦初訳のもの、シリーズ愛読者でも初めて読むであろう作品を多数収録した。短編の名手ホック随一の人気キャラクターの全短編を発表順に配して贈る全集第3弾、全14編。/解説=木村仁良
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価値のないもの、誰も盗もうとは思わないものを対象にした依頼のみを引き受ける、ユニークな怪盗ニック・ヴェルヴェット。彼の活躍を収めた2冊目の短編集である本書には、映画の没フィルム、サーカスのポスター、アパートのゴミ等を盗めといったお馴染みの奇妙な依頼のほか、何を盗むのか不明のまま仕事にかかる話、ニック自身が盗まれる話、何も盗まないよう頼まれる話など、シリーズ屈指の変化球エピソードが顔をそろえた。短編の名手ホックが生み出した並ぶものなき怪盗ニック、その全仕事を発表順に配して贈る全集第2弾、全15編。
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ニック・ヴェルヴェットは当代きってのプロの泥棒である。つねに依頼を受けて動く彼が盗むのは、価値のないもの、もしくは誰も盗もうとは思わないものだけ。報酬は一件につき二万ドル。そんな型破りな条件にもかかわらず、彼のもとには依頼が次々に舞い込んでくる。ターゲットはプールの水、おもちゃのネズミ、プロ野球チーム、使い古しのカレンダー等・・・・・・それらをニックはどうやって盗む? そして依頼者はなぜ盗ませようとする? 短編の名手ホックが創造した唯一無二の怪盗ニック、その全仕事を発表順に配して贈る全集第1弾、全15編収録。
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