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安部龍太郎 / 角川文庫 (8件のレビュー)
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総合評価:
getsu
8
世界史の視点で本能寺の変をとらえた物語(上)
世界史から見た本能寺の変の解釈が面白いです。 上巻ではこの物語の主人公で長岡与一郎(のちの細川忠興)が妻ガラシャを娶るところから始まり、本願寺との戦い、荒木村重謀反あたりまでのお話です。 世界史の視点…でみると、この頃の世界はポルトガルがスペインに併合され、スペインから独立したオランダやイギリスなどが台頭してきたりという時代です。このような世界情勢が本能寺の変に大きな影響を与えたいうお話はとても興味深いものでした。 ポルトガル、スペインと交渉を進めながら、天下布武を目指し、本願寺、毛利と戦う信長、その信長の壮大な目標を支える若い与一郎達の奮闘振りは読み応えがあります。 下巻が楽しみです。続きを読む
投稿日:2017.04.25
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yappinkun
長岡与一郎、のちの細川忠興について、織田信長の小姓時代から描く。 与一郎は、織田信長よりその才覚を高く評価されていたことは、間違いなく、その辺のところは、うまく表現されている。 織田信長が、他の小説ほ…ど冷酷に表現されてはいない。 続きを読む
投稿日:2021.11.22
DJ Charlie
時代モノの小説の中には「色々な要素」が入り込む余地が在ると思う。 武芸がぶつかり合うようなアクション…妖しい術を弄する忍者の暗躍…軍勢が勇壮に戦う合戦…誰かをはめようとする謀略の仕掛け合い…事件の謎…解き…家族…恋愛…青春…と、「エンターテイメント」のあらゆるモノが入っていて構わない訳だが… 上述の「エンターテイメント」のあらゆるモノに加えて、「往時の対外国関係」を加味した仮説による、有名事件の「本当はこういうことだった?!」まで含めた、なかなかに壮大な物語だ!!続きを読む
投稿日:2014.12.10
なかやん
天下布武というタイトルから織田信長を想像した。 が、夢どの与一郎というサブタイトルにあるとおり、細川忠興が主人公の物語。 荒木村重の謀反の際に、説得に向かった黒田官兵衛が捕まってしまうが、何とか無事に…救出されるという史実に沿ってはいるものの、官兵衛視点で書かれた作品とは、そこに至る経緯の描かれ方が違っており興味深い。続きを読む
投稿日:2014.02.16
rie441
天下布武、て題名だけど、信長が主人公ではなく 夢どのとあだ名される与一郎、細川忠興のお話でした。 安部龍太郎とい人の本は初めて読みましたが、読みやすくて、 読み始めると止まりませんでした。 早く下巻…が読みたい。続きを読む
投稿日:2011.10.15
azusa00
「お玉大好き!」な忠興が好きなので、相思相愛ではないふたりに動揺。(色々布石ではあるわけだが。) また、細川父子(作中では長岡父子。)があからさまに険悪という雰囲気ではないのもやや違和感だが、これは恐…らく当方の先入観によるものかと思われる。 全体の流れとしてはテンポよく、一気に読める。 如水が「これでもか!これでもか!」とばかりに褒めちぎられていたのが印象に残っている。如水大好きなんですね。 荒木村重の描写が結構酷いので、村重が好きな方にはお勧めできない。続きを読む
投稿日:2010.04.07
上総介
主人公は長岡与一郎。のちの細川忠興で、小姓の時代から物語りは始まり、荒木村重の謀反や本能寺の変、山崎の戦いへと続きます。これらの一連の事件の裏にいる用捨一揆との戦いを中心に、数々の戦闘シーンや人間ドラ…マが繰り広げられる秀逸な作品です。 2010.01.28読了続きを読む
投稿日:2010.01.31
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