【感想】PlayStation 4ができるまで -日本発売までの367日間 新世代ゲーム機の新たなる戦場

西田宗千佳 / MAGon
(7件のレビュー)

総合評価:

平均 4.6
5
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  • ゲームファンにはたまらない一冊

    PS4発表から発売までの著者の開発者たちへのインタビューを注釈や現時点の情報を追記しまとめた一冊。
    ハードに詳しくない人でもある程度わかりやすくPS4について書かれていて、とても面白い。
    また、現在のゲーム業界の変化を開発者や著者が語っており、今後のゲーム業界がどうなっていくのか?
    という観点から本書を読むのも面白いと思う。
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    投稿日:2014.03.08

  • ゲーム市場の今後予想

    PS3は持っているがトルネしか使用していないライトユーザーです。
    スマホに押されてゲームは終わったと言われる一方、PS4好調のニュースが聞こえていました。
    実際どうなのかが気になっていましたが、本書を読んで納得できる部分がありました。
    市場がどうなるかの今後を予想して、今読むと面白いと思いました。

    どのような機能やゲームが受け入れられているのか知ることができました。
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    投稿日:2014.03.09

  • 「やんちゃさ」は薄れたけれど,やっぱりソニーのDNAを感じさせる

    PlayStation(初代)の発売から20年近く,ちょっと時代の流れを感じました.

    PlayStation3までがハードウェアの性能の高さで他のゲーム機と差別化し,
    またゲーム機以上の存在にしようとしていた(ソニーゲームエンターテイメント
    ではなくソニーコンピュータエンタテイメントという社名もその思想の表れらしい)
    のに対し,PlayStation4は素直にゲーム機であることを追及しています.
    ユーザがゲームを楽しめること,(起動までの待ち時間が長いなどの)ストレスを
    感じないこと,ゲーム開発者にとって開発がしやすいこと.またソニーは
    PlayStationPlusのような「継続的なサービス」をより大きな収益源に育てていく
    つもりのようです.
    製品やサービス,ビジネスの両面で,ソニーという会社から連想される
    「やんちゃさ」が薄れ,成熟してきた印象を受けました.

    それでもソニーという会社のやんちゃなDNAを引き継いでいる側面も感じられます.
    その一例がGPGPUです.開発の難易度が高い代わりに巧く使えばPS4の性能を
    大きく高めることができます.この「巧く使ってゲーム機の性能を限界まで引き出す」
    ような職人芸を開発者に要求するあたり,旧PlayStationシリーズに通じるものを
    感じます.

    一方,PS4のライバルとされるXBoxOneは安定して動作することに重点が置かれて
    いるそうで,これはこれで仕事のツール(Windows, Officeなど)を提供している会社
    が採る作戦としてはもっともだと思います.
    PS4とXBoxOneのハードウェア構成は似ていても,設計思想や目指す方向性には
    会社の特徴が色濃く表れる.こういった「製品の背景」に関する記述もあって興味深く
    読めました.
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    投稿日:2014.03.26

  • 面白い!

     こういう本は初めて買いました。ネットチェックして色々と断片的には聞いたことがあるような事もいっぱいですけど、より詳しくそのまま乗ってる感じでPS4の誕生や、戦略がわかりやすく書いてあると思いました。
     実際技術的な事とか専門用語なんかはよくわかりません。でもどういう事を考えてPS4というハードが生まれたのか……それを知ることが出来るのは面白かったです。実際まだPS4は買ってないですけど、そのうち買うし、しかも最近は待望のVRヘッドマウントディスプレイも発表されました。
     プレイステーションは確実に進化を続けてるんだなって思えて嬉しいです。きっと誰しもが一度は夢見たゲーム……そんな時代ももう少しで来てくれるのかなって夢が膨らみます。
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    投稿日:2014.03.24

  • PlayStationの、PlayStationファンによる、PlayStationファンのための本です

    PlayStation(PS)やSony Computer Entertainment(SCE)に対してどの程度 思い入れがあるかで評価が分かれる内容です。
    取材相手の大半がSCE関係者やその提携先と云うこともあって話題は必然的にPSが中心であり、スマホを含めた他のプラットフォームに話題が広がったとしても飽くまでPS側からの評価になっています。
    終盤には(取材当時としては→)克明なXboxOneの取材記事が紹介されていましたが、これも飽くまでPS4の対抗馬として比較評価されている印象です。

    個人的にゲーム機というものは、そもそもメーカーの台所事情や設計思想云々・性能云々で選ぶものではなく遊びたいソフトがあるかどうかで選ぶものだと思うのですが、本書を読むとついついPS4≦SCEIに肩入れしたくなってしまいます。
    そのためPSファンにとっては気持ち良く先々の展望に期待したくなる内容なのですが、逆に他メーカーのファンにとっては不快な内容であるとも申せます。
    …まぁここはSony直営のブックストアですし、著者やタイトルからしてPSファン以外が興味を持つとは思えませんがw
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    投稿日:2015.07.08

  • ゲームの裏側を知ることができる!

    PS4のCPUは私が今つかっているPCと同じAMD製だそうです。

    とても、驚きです。

    この本はこれからのゲーム業界の動きなど以外なことをたくさん発見することができます。

    面白い視点から描かれているこの本は読んで損はしないと思います。

    ますます、この業界に興味を抱きました。
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    投稿日:2014.04.04

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