【感想】ひとりぼっちの地球侵略(1)

小川麻衣子 / ゲッサン
(26件のレビュー)

総合評価:

平均 3.9
7
6
5
2
0
  • 人を選ぶと思いますが雰囲気のある漫画です。

    絵自体は好感の持てるタッチで暖かみを感じるくらいですが、どことなく不気味で寂しげな雰囲気も漂う、不思議な読み味の漫画です。

    まだ一巻なので、導入という感じではありますが、どちらかというと青年誌向きのテーマと思います。これを少年誌で連載できるのはすごいです。それくらい内容が地味なのです(笑)。おまえはひとりぼっちじゃない、と言うコマが、1ページ丸々使う大ゴマだったりしますから。

    でも、このセンシティブな雰囲気は好きです。岬一と希にも好感を持ちました。先を読んでみたいと思わせる魅力は十分に持っていると思います。人を選びそうですが。

    好きなシーンは、秘密基地で、岬一と希が読書をしてるシーン。二人の距離感と、沈黙を苦としない雰囲気が伝わってきて、とても良かった。この先どうなるのか、見届けてみたいです。
    続きを読む

    投稿日:2017.02.26

  • 【コミックス】宇宙人モノの中ではトップクラスのナイーブな作品。

    宇宙人モノの中ではトップクラスのナイーブな作品。
    少し物語りの展開速度が遅いようにも感じるが
    このナイーブな感じを出すためには必要なことなのかも。
    寂しがり屋さんにお勧めの作品です。

    投稿日:2015.05.21

  • ひとり。

    ひとりがふたりになった。

    真っ直ぐな意見を言えるひとは少ない。

    何か童話でも見ている気分になる。

    投稿日:2015.05.13

ブクログレビュー

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  • myomya

    myomya

    このレビューはネタバレを含みます

    漫画喫茶で読みました。

    『とある飛空士の追憶』を描いてた人なので以前から気になってはいた漫画。
    主人公である広瀬岬一(ひろせこういち)がオルベリオ星から派遣されてきた大鳥希先輩とともに地球を侵略するため、放課後に読書したりする漫画。
    過去に宇宙人由来の事故に遭っており、大鳥先輩の心臓が移植されている。
    高校の入学式で、大鳥先輩が心臓を取り返そうと殺しに来たけど、完全に融合していたので事なきを得る。
    その心臓が大鳥先輩との再会?で覚醒したために傷の治りが異様に早くなった。
    ゴズ星人に攫われた爺ちゃんを救ってもらった恩もあるし、地球は他の星からも侵略行為を受けており、それよりはオルベリオ星に侵略された方がマシだよ理論で地球侵略を手伝うことに。
    大鳥先輩は分裂型の宇宙人とも戦闘していたっぽい。

    ラテアートは昔、なんかのテレビ番組でヨーロッパのどっかの喫茶店での紹介で門外不出の技術だって言ってたのに、その数か月後には日本で普通に流行っていた記憶がある。
    怖いね。
    まぁ、アイデアの勝利な商品なだけで、原理は簡単だから模倣は楽ではあるんだけど・・・。

    スカートが鉄壁すぎる。

    ---

    広瀬 岬一(ひろせ こういち):
    地球人(日本)。
    主人公。
    10年前の宇宙人絡みの事故で大鳥先輩の心臓が移植されている。
    そのため超回復スキル持ち(不死かは不明)。
    双子(弟)。

    大鳥 希(おおとり のぞみ):
    オルベリオ星人。
    惑星オルベリオからの侵略者というか尖兵。
    10年前の事故の関係者。
    10年間どこかで眠っていたらしい。
    学校では変人。
    それなりに強いけど普通に苦戦する。

    岬一のじいちゃん:
    喫茶店「天の海」のマスター。

    広瀬 龍介(ひろせ りゅうすけ):
    岬一と凪の兄ちゃん。
    本屋「洞谷堂書店」の店員。

    爺ちゃんを飲み込んだ宇宙人:
    ゴズ星人。
    なんか機械的な体を持つ宇宙人。
    腕をもいだ時に大鳥先輩が「本体の方に送れられた」って言っていたので、どこかに本体がいて転送されたって意味なのかと思ったら、単に中央の身体の方へ飲み込まれたって意味だった。

    分裂型の宇宙人:
    ゴズ星人。
    大鳥先輩の制服をダメにした宇宙人。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.03.03

  • コミえもん

    コミえもん

    タイトルと表紙を見てずうっと気になっていて、本屋で手にとっては元に戻すという作業を経てはや1年……ついに買ってしまいました!!可愛い絵柄と丁寧な描写で胸がじんわり暖かくなります。広瀬くんと大鳥先輩のやりとりが可愛い。続きを読む

    投稿日:2016.05.27

  • 19120

    19120

    1、2巻はまだ世界観の説明をする導入部分。3巻まで読んでようやく物語が動きはじめるという感じ。
    漫画全体に漂う独特のまったりとした穏やかな空気が印象的。

    投稿日:2015.12.17

  • chroju

    chroju

    このレビューはネタバレを含みます

    ああ、これはなかなか。。。地味にじわじわと面白い作品かもしれない。ちょっとSFチックな設定を借りながらも、実態はラブコメに近い。最後のつい罵倒してしまいたくなるところで、その感情を抑えて言うべき台詞を選ぶというシーンは良かった。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2015.04.20

  • ジュゴン

    ジュゴン

    週刊少年サンデーかマガジンで試し読みが載っていたので読んだのがきっかけ。
    絵が可愛いし、線もやわらかい。
    内容はSFだけど、登場人物が一生懸命考えて行動していたり、考えても異文化人種とかいろんな思い出すれ違うけど、みんな”ひとりぼっち”だから一緒に過ごしているところがすごく人間みたいで面白くて最後まで読もうと思った。続きを読む

    投稿日:2015.02.17

  • だ

    「とある飛空士への追憶」のコミカライズで小川さんを知ったのですが「追憶は原作付きだから面白かったのであって小川さんオリジナルの作品はいまいちだったりするのかなぁ……?」と興味半分不安半分で手を伸ばしたのですが、見事にやられました。
    ほのぼのした画風なのに、ギクッとするような描写もしっかり入っていて、読み応えがあると思います。
    普段はSFモノをほとんど読まない・買わない人なのですが、この作品だけは発売日になると待ちきれずに買いに走っています。
    続きを読む

    投稿日:2014.09.12

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