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「新潮45」編集部 / 新潮社 (239件のレビュー)
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総合評価:
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4
身近でこんなことが・・・
この本は、何か面白そうな映画はないかと検索していて見つけた。 まずビックリしたのが自分の家の近くでこんな事件が起こっていて、ニュースなどの記憶がないことだ。 このような事件が身近なところで起きていると…いうことは、犯人や関係者とどこかですれ違ったりしているかも知れない。 たまたまだと言えばそうだけど、他の場所でも似たようなことが起こっているんじゃないかと思うとゾッとする。 みなさん!少しぐらいお金がなくても、まっとうに生きるのが一番です。続きを読む
投稿日:2013.09.26
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崩紫サロメ
3
「雑誌ジャーナリズムは死なない」
数々の凶悪犯罪を犯し、死刑を求刑されている被告が、 「先生」という人物を告発する。 彼は、求刑されている件以外にも、「先生」の指示によって犯した罪があるというのだ。 果たしてその真相は・・・? 実は…、この事件(・・・に限らずだが)、インターネットを使えば簡単に顛末を知ることができる。 では、ドキュメンタリーの存在意義とは? 加害者・被害者に対するより深い考察? いろいろな答えがあるだろう。 本書は、「事件後」のジャーナリズムの意義だけでなく、 事件においてジャーナリズムの果たした役割を明らかにするものである。 死刑囚による告発という異例の形で始まったこの事件。 本書に見られるような粘り強い調査ができたのは 「雑誌メディア」であるからだと著者は言う。 テレビやネットメディアにはできなくて雑誌メディアにできることとは? 犯罪を通して雑誌ジャーナリズムについて考えさせられるものであった。続きを読む
投稿日:2014.09.05
siromi
2
驚きの内容
実際の事件は全く知らなかったのですが、映画化されると知って読んでみたら驚きの内容!これが現実にあったこと、最近の事件にも通じる感じです。
投稿日:2013.09.28
にっさん
最近読んだモノでは一番のおすすめ
サスペンスや警察小説じゃない、これが事実だとしたら本当に恐ろしい。 読み応えのある驚きのノンフィクション。 記者魂に共感して作品にのめり込むこと請け合い。 この事件をその時リアルに情報としてキャッチし…ていない、自分のにぶさが情けない。続きを読む
投稿日:2013.10.01
古い記憶を呼び起こす
ずいぶん昔に新聞に載っていた事件だと、思いだし手に取りました。当時結構大々的に報道され、ショッキングな事件でしたし記憶の片隅に残っていたようです。 内容はかなり重いですが、ヒリヒリとした臨場感がありあ…っというまに読み終えてしまいます。どうなるんだろう。どうなるんだろうと読むことを止められなくなります。 書かれていることが事実というのが心にずしんと響き、人のはかりしれない心の闇を知りました。続きを読む
投稿日:2013.10.06
アヨハタ
映画を見たひとは読んだほうがいい
映画を見てから、読んでみました。 実際に、こんな事件があったというのは、読んでて驚いたというのが正直な感想でした。映画とほぼ同じ内容での殺人だったことも衝撃でした。 雑誌とネットとジャーナリズムについ…てあとがきについてかかれていたので、そのことについても色々と考えてしまいました。続きを読む
投稿日:2013.11.12
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コウ
貴志祐介『黒い家』を彷彿させるようなノンフィクション作品。人間をあたかも商品のように扱い、そこから金を得ていくという、資本主義社会ならではの現象を浮き彫りにした事件。社会の闇に立ち向かう記者の執念深…さと真摯な姿勢が本書から伝わる。続きを読む
投稿日:2024.03.16
雪だるま
先生のなんとも無害そうにみえたのが一番ゾッとした。 ドラマのような内容で犯罪にどっぷり浸かっているような人が先生を従われ、見方によったらいい人で。人の親なのがノンフィクションだからこその怖さがあった。
投稿日:2024.03.14
かつもん
「人知れず老人の資産を食い物にしているブローカーをいっぱいしっているよ」 行方不明の人の中には食い物にされている人がいるのだろうか、怖い!!
投稿日:2023.12.26
planets13
徐々に解明されていく倫理観なき金の亡者の恐ろしさや、生きるに瀕した人間の愚かしさが痛々しい。ただ、死刑に処すべきと断罪するのは著者の傲慢さではないのか?
投稿日:2023.12.24
sambo0217
報道が犯人を追い詰める、記者の確実な取材が形になった。 まさに報道、しかも週刊誌が一人の死刑囚の言葉を信じて、本当の悪人を炙り出す、雑誌の意義を存分に発揮している。 しかも文章が理路整然としていて…、妙な正義感を出さない感じも、今まで読んだノンフィクションより好き。 面白かったです。続きを読む
投稿日:2023.11.24
トット卿
告発者がならず者で塀の中という特殊事情から苦悩とか駆け引きとかあるのかと思いきや結構淡々と進む。筆者の目的や信念などが良くわからなかった。
投稿日:2023.11.22
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