【感想】おのぞみの結末

星新一 / 新潮社
(36件のレビュー)

総合評価:

平均 3.7
5
13
12
1
0
  • やっぱり面白い!

    なんだか久しぶりに読みたくなったので購入。
    ショートショートの達人だけあって、オッサンになった今、読んでも面白い。
    少しの時間でちょっとづつ読んだり出来るし、一気に読んでもサクっと読めるのがいい!
    末もバラエティに富んでてお勧めです^^続きを読む

    投稿日:2013.10.17

ブクログレビュー

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  • 鍋レモン

    鍋レモン

    このレビューはネタバレを含みます

    一年間
    冒頭の人間だと思ってロボットに抱きついてしまう流れがよく分からない。金は払ったからという勝手な理由でただ単に抱きついたってことかな。
    ある意味優秀なロボットのおかげでその後の結婚生活に役立ったという物語。

    ひとつの目標
    世界平和のために頑張ったがつまらなくなったので元に戻すことに。

    あの男この病気
    追いかけっこに勝てば特権階級へ。

    侵入者との会話
    おとり捜査のさらなる捜査。

    現実
    リアルな夢の中。

    親しげな悪魔
    願いを叶えるための犠牲。

    わが子のために
    ある占い
    おのぞみの結末
    空の死神
    要求

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    投稿日:2023.09.16

  • lisainu

    lisainu

    このレビューはネタバレを含みます

    何年かぶりの星新一作品。

    近年、新型コロナやロシアのウクライナ侵攻など、以前の常識では考えられないことが現実世界で起きているせいか、初めて星さんの作品を読んだときほどの衝撃はなかった。
    むしろ、家事万能のロボットの話(「一年間」)や、同じ教団を信仰する人たちが偶然出会って犯罪に及ぶ話(「おのぞみの結末」)など、星さんの先を見越したようなストーリーにビックリ。あるいは、時代が星さんのアイデアに追いついてきたのかも?

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    投稿日:2023.03.29

  • 明日のアイス屋

    明日のアイス屋

    初めて星新一さんの本を読ませていただきました‼︎
    私は初めてみる星新一さんの挿絵が少し怖くてビクビクしながら読みましたがユーモアのあるお話ばかりで面白かったです!

    投稿日:2023.03.24

  • ぽるの

    ぽるの

    久しぶりの星新一。
    小学生の頃、多分星新一はコンプしたはずだけど。3編くらいしか覚えてなかった。
    星新一は既に古典だから、目新しさはない。いつも通りだった。

    星新一ってすっごく読みやすいとはずっと思ってた。解説で「なめらかに続く会話」について書いてて、星新一のすごさが分かった。確かに落語的。
    解説がかなり良かった……。
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    投稿日:2022.07.12

  • himahimao

    himahimao

    このレビューはネタバレを含みます

    ロボットも宇宙人もあんまりでないショートショート集。

    面白かった編
    ・「親しげな悪魔」
    嘘はつかないけど肝心なことを言ってない、ザ・悪魔の契約って感じ。でもこんなあからさまに理不尽な形でなくても、無から有は生まれない、誰かが奪えば誰かの手には入らないってことくらい、いい大人なら知ってる。(知ってるけど眼前に突き付けられると楽しめなくなるからある程度知らんぷりする。)そう考えるともう皆十分悪魔色に染まってるんじゃね?と思わせる所が一番のホラーかなあと思ってしまった。

    ・「空の死神」
    墜落する飛行機に乗り合わせたことはないけど、この一致団結した乗客らの「は?何言ってるのお前?」な視線は知っている。何だかんだ生きてる人間が一番怖いってやつで震えた。かわいそうなスッチーは一人で逃げればよかったのにと思うけど、極限状態で切り替えができるかどうかは人によるし多分自分もできないと思うので、運が悪かったなぁと悲しくなった。

    面白くなかった編
    ・「一年間」
    実際時代が動いているので仕方がないけど、星新一の仕事と夫婦関係の認識はドストライク昭和。今なら部外者に仕事の資料触らせるのもコンプラ違反だし、思い通りにならなくてひっぱたくとか一発退場だー。
    妻側からすると良い時代になったものじゃ、と思うものの、そうじゃねぇんだよ相手の理由をなぜ聞こうとしないんだ!というモヤモヤが消えなくて面白くなかった。

    総評
    ハズレが少なくて面白かった。このエグさとCMのような短さが毎度魅力だなあと思うけど、苦いオチが多いので口直しにほろっとした奴読んでバランスとりたくなる。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.06.11

  • ひろぴ

    ひろぴ

    このレビューはネタバレを含みます

    2022.01.17 読了。

    今作は星新一氏によるショートショート、ではなく短編集。
    なので一話一話にボリュームがあり、より世界観を楽しめる。
    個人的にはショートショートより好き。
    他にも短編があるなら読みたい。

    1「一年間」
    家政婦ロボットの話。
    今の世の中だとなかなか通用しない話だとは思う。

    2「ひとつの目標」
    あながち創作の話でもないんじゃない。

    3「あの男この病気」
    スティーヴン・キング『バトルランナー』的な話で面白かった。

    4「侵入者との会話」
    すごくスタイリッシュなどんでん返し。

    5「現実」
    『世にも奇妙な物語』的な話。
    タイムリープ?はちょっと憧れる。

    6「親しげな悪魔」
    ありがちな悪魔の話を少しひねった感じ。
    自分だったらお金は頂いておくかな。
    あと、不老不死には憧れない。

    7「わが子のために」
    何だかホッとした。
    息子、殺人していなくて良かったね。

    8「ある占い」
    ん?結局、自分の娘ってこと?

    9「おのぞみの結末」
    そんなバカな。
    おバカなロードムービーみたいな話。
    表題作。

    10「空の死神」
    最後怖いんだけど!!

    11「要求」
    まぁ、良かったね。
    でもなんかイマイチ。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2022.01.17

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