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新田次郎 / 文春文庫 (37件のレビュー)
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総合評価:
AkiraF
16
正真かっこいい
武田信玄がますます好きになった。戦がうまく、歌もよく詠み、美しい女に囲まれ、カリスマ性にあふれる。刃向っても、降参すれば手厚く迎え、裏切る者や、反抗し続ける者は皆殺しにする。正直かっこいい。こんな人物…になりたい。 続きを読む
投稿日:2016.10.14
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toshi1231
長い間、積読になっていた、新田次郎の「武田信玄」を読み始めました。 父、信虎を追放し、甲斐の領主となった晴信。愛妾に対する情熱や、甲斐に抵抗する佐久に対する非情な対応など、若き日の信玄の様子が伝わって…くる。 歴史小説ですが、きちんと史実を辿ろうとする姿勢が伝わってきます(あとがきにあるように、山本勘助だけは別)。新田次郎の文章は、しっかりと骨太かつ読みやすいですね。続きを読む
投稿日:2022.05.30
あんちゃん
そうなのかと思う部分とちょっとここはねと思う部分あり 信玄も神様ではなかったんだ 織田信長も非道 信玄もまた然りだったのは戦国の世の習いと教えてもらった風の巻 次巻 信玄の人間としての成長如何に? … 続きを読む
投稿日:2022.02.02
Shunsuke Mitsui
2020.65 一年に一人したい、ライフジャーニー読書。 今年は武田信玄!(コロナショックなどから四冊中、一冊しか読み終わらず!) 信玄の青年期。 「人は斬れても、人の心は斬れまい」
投稿日:2020.12.27
novcco
甲斐の虎、武田信玄(晴信)の若き日々。父との軋轢に悩み苦しんだ末に、自分を押し潰す父を跳ね除ける晴信の雄飛が清々しい序章。晴信が父を追放する駆け引きは手に汗にぎるほどスリリング。史実を調べ尽くした上で…、人間を軸にドラマチックに読ませる新田次郎の小説ならでは。 厳しく育てられた晴信の猛々しさと知性、凛とした佇まいが目に浮かび、主人公の虜になってしまう。読み終わる頃には、これからの晴信の成長と野望をともに歩みたい、とどっぷりハマってしまう面白さ。続きを読む
投稿日:2020.09.03
tokobe
戦国最強の名将というイメージのある武田信玄、若い時は、苛烈なやり方で、手に入れた土地の人々の反感を買ったりもしていたのだなと意外に思った。何十年も前の作品だけど、面白い。
投稿日:2020.06.30
TACK.S
話の展開が少々早い。新田はおそらく、武田信玄が信濃の大部分を制圧してから後、すなわち上杉謙信との戦いから先を重視しているからだろう。 武田信玄といえば政治、軍略いずれも秀でた名将として知られており、…実際そうなのであろうが、本巻で描かれている信玄は、確かにその一端は見えるが、短絡的なところも多い。戦に大敗もしている。また、残酷な側面も覗かせている。ただし戦国時代は信玄に限らずこれが普通だったのだろう。続きを読む
投稿日:2020.06.21
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