【感想】陽気なギャングの日常と襲撃

伊坂幸太郎 / 祥伝社文庫
(664件のレビュー)

総合評価:

平均 4.0
168
281
149
22
2
  • 面白い!

    『陽気なギャングが地球を回す』の続編です。
    最強の天才強盗4人組の掛け合いがとにかく面白い。
    ちょっとずつ張られた伏線が最後に見事にすべてつながるのも伊坂作品だなぁと妙に納得してしまいます。
    重い作品を読んだ後にはこういう作品ですっきりリフレッシュしてみてはいかがでしょう!?続きを読む

    投稿日:2015.06.01

  • 相変わらずのわちゃわちゃ感。

    2016年5月1日読了。久しぶりに本を読みました。今回は各個人のキャラがよく出てて素晴らしく、ショートストーリーのあと、それが繋がった大きな話がひとつあります。相変わらず陽気な4人がわちゃわちゃやってる感じですが、成瀬の完璧具合がステキです。響野のうるさい具合も笑えてくるし、久遠の天才なところもすごいし、雪子のクールさも友だちになりたいくらいです。そして陰から見守ってくれる祥子の存在も外せません。この5人が揃ってるからこそこのギャングたちが成り立ってるのであります。いつまでもこの5人の基本的関係は崩れて欲しくないなー。伊坂さん、頼みます。続編が出てるので、文庫化されたら読みたいと思います。続きを読む

    投稿日:2016.05.01

  • 面白くないわけがない!

    前作が面白かったので、矢も楯もたまらず続編を購入してしまいました。
    もう、これだけのキャラクターが出来上がっていれば、物語がつまらなくなるなんて想像できませんね。とにかく、続編も期待通りの楽しさでした
    主役4人の掛け合い楽がしさが当然ポイントですが、その何気ない会話がいつの間にか伏線となっており、感心してしまったのも前作のまま。ただ、思わず唸ってしまうような展開がなかったのは、少々心残りでした。
    しかし、半沢直樹といい、本書といい、銀行というのは相当あくどい所のようですな・・
    続きを読む

    投稿日:2013.12.14

  • 久しぶりに面白い本を読んだ!

    伊坂氏の本は【オーデュボンの祈り】が肌に合わず、
    しばらく離れていましたが、【グラスホッパー】からの【マリアビートル】が面白くて、
    少しずつ全作品読破しようとしています。

    さすが伊坂先生!と言いたくなるほど、
    張られた伏線の回収の仕方が見事!!
    ギャングたちのキャラも最高で、犯罪者なのに憎めない、
    犯罪中なのに笑ってしまう、そんな本は他にないと思います。

    うっかりこちらから読んでしまったので、
    今から【陽気なギャングが地球を回す】も読みます。
    続きを読む

    投稿日:2015.09.07

  • 相変わらずの会話の駆け引きが楽しい

    かっこいいユーモアに富んだ会話が続き、キャラもそれぞれ生きている。

    前作から読んですっかりこのシリーズのファンになりました。

    次作も読みます。

    最高!!

    投稿日:2015.11.08

  • シリーズ前作に引き続き

    シリーズ前作に続き4日で一気に読んでしまいました。今度は4人組だけでなく,いろいろな人が関わってきますが,基本テイストは守られています。
    前作のレビューに書いたように,これまで「食わず嫌い」で読んでいませんでしたが,結構面白いですよ。
    この2作品は是非続けて読むことをお勧めします。
    続きを読む

    投稿日:2014.07.06

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ブクログレビュー

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  • ニーナ

    ニーナ

    銀行強盗なのに四人が四人とも人が良くて、困った人を放っておけなくて。最近バラバラの出来事がどんどんつながって最後はそうなるか!って伏線が回収された。いつもながら会話の掛け合いがテンポ良くて絶妙で好き。ドラマとか映像化したらおもしろそうなのにな。続きを読む

    投稿日:2024.03.14

  • akatomo

    akatomo

    このレビューはネタバレを含みます

    伊坂幸太郎の『陽気なギャング』シリーズ②

    今回もあの4人が大活躍。銀行強盗をやりつつ人助けもしちゃうお人好し。そして憎めない。
    何気ないアイテムやエピソードがあとあと役に立つという伏線回収の美しさ、各話の冒頭の辞書的機能も、ちょいちょい出てくる諺も健在w
    『卵を割らなければ、オムレツを作ることはできない』が私のお気に入り(o^^o)

    幻の女の正体と間抜けな誘拐犯のその後は描かれず気になるところ…次の話で出てきたりして笑

    前作を読んだ上で読んでほしい一作です!

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.02.29

  • Aya

    Aya

    前作とは違い、まずギャング一人一人の人助けが描かれます。随分と今回は世話焼きだなと思ったら…あれもこれもつながっていきました。

    ギャングのいるところにはいつも事件が起きて、なんだかコナンのようだなぁと思いました。正義って何だろう、と考えさせられます。

    前作を読んだ経験を活かして、これは伏線かな?と予想しながら読めました。今作もおもしろかったですが、スピード感は前作の方があったかもしれません。もう1作続編が出ているので、今度読んでみようと思います。
    続きを読む

    投稿日:2024.02.26

  • PaPaddington

    PaPaddington

    このレビューはネタバレを含みます

    陽気なギャングシリーズ第2弾。前半は4人が表の顔で過ごす日常に起こった怪事件の短編集、後半は裏の顔で銀行を襲撃した後に遭遇した誘拐犯を巡るドタバタ劇。
    前作に引き続き、4人の軽快な会話がストーリーに爽快感をもたらしてくれる。
    4人の個性が前作以上に際立っており、いい具合にポンコツぶりを振り撒き、周囲を巻き込んでいく響野のキャラクターがいい味を出している。すぐ近くにいたら正直困る。
    ボーナストラックは翔子のスピンオフ。メンバーの粋な行動がとある男女の胸の奥のつっかえを取り払う爽快な読後感を味わえた。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.02.18

  • カタバミ(趣味垢)

    カタバミ(趣味垢)

    小説で声を出して笑ってしまったのは相当久しぶり……もしかしたら初めてかも。
    掛け合いが秀逸です。響野さんのファンになりました。
    「〜地球を回す」の前にこちらを読んでしまったのですが、それでも絶対楽しめるという確信があるので前作も読ませていただきます。続きを読む

    投稿日:2024.02.02

  • くまけん

    くまけん

    前作からの流れで読みました♪ 本当にこの4人のギャングと祥子さん含む 周りの人たちとの掛け合いがリズム良く 軽快で読了後の爽快感がたまらないです。笑 このギャング達に言えることは... それぞれの個性や性格にポリシーがあり 人からなんと言われようとも怒るでもなく。 当たり前のように受け流す度量が とても素敵だと思います。続きを読む

    投稿日:2024.01.28

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