【感想】QED 百人一首の呪

高田崇史 / 講談社文庫
(159件のレビュー)

総合評価:

平均 3.2
15
33
72
26
3
  • パズルのよう

    QEDシリーズ第一弾!第9回メフィスト賞受賞作品
    百人一首好きはもちろんですが、パズル好きには妙に面白い。
    実在人物がわからない時も辞書機能等使えばいいので、電子書籍向きな気がします。

    投稿日:2013.10.02

  • 良い

    百人一首を知らない人も楽しめる。歴史を楽しめる。

    投稿日:2013.09.25

  • 謎に興味を持てるか

    登場人物(レギュラー)は魅力的なのだが、物語として読むと、あまり面白いとは言えない。
    だが、各巻扱われている謎に興味を持てたら面白い。
    知的好奇心をくすぐられるというか…。
    このシリーズを読んで、百人一首を改めて読んだり、日光東照宮に行ったら、いつもとひと味違う楽しみが見つかると思う。続きを読む

    投稿日:2015.04.11

ブクログレビュー

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  • yuu1960

    yuu1960

    2024年3月号の「本の雑誌」の特集、メフィスト賞を探検せよを読む。メフィスト賞?、ああ、森博嗣さんのデビューに箔をつけるため作られた賞だった。森さん以降の受賞作を見え、へ~、こんな作家、作品が受賞してたんだと、本作を本屋に注文する。

    歴史ミステリーは久しぶり。百人一首についてのお勉強部分もサクサク読める。
    読後、百人一首のパズル解明と殺人事件の謎解きはうっすらと繋がっているが、はっきり言えば別の話だなと思う。不思議と違和感はないかな。
    百人一首の部分も事件の謎解きも、へ~。成程ねえ、そいういうことか、と思うことが多かったので、良い作品だと思う。

    この文体は知っているなと感じた。誰に似ているんだろう。
    続きを読む

    投稿日:2024.03.22

  • おびのり

    おびのり

    高田崇史さんを初めて読みましたが、QEDー証明終わりーシリーズは、歴史の中でも、文化的な方面の謎を追っているようです。

    百人一首コレクターの実業家が自宅豪邸で殺される。手には、百人一首の一枚の札があった。その後、犯人かと思われていた娘が殺される。
    というところが事件。
    百人一首の札が持つ意味から、百人一首そのものの秘密の解明に重点が置かれていきます。
    ここに興味が持てないと、ミステリとはいえ忍耐が必要になるかもしれません。

    百人一首には、暗号が隠されている。というような魅力的な話は、他の作家さんからも何冊か出版もされています。参考文献にも記載がありました。私は、都市伝説的に噂程度に知っているだけでしたので、小説の中の選歌の解説は面白く読みました。
    歌の配列から、曼荼羅となり、結界となるところまで持っていき、QEDとは、なかなかでした。
    確かに、歌を暗記しなさいねと言われていた頃から、あまりに似ていて覚えにくいなあとか、あまりに語呂が悪くてすぐ忘れるなあとか、感じる歌があったわ。選歌の根本が違ったんだろうね。
    歌は、多少覚えていたけど、作者と結びつけて覚えていた事がないので、証明を全て理解できた訳ではありませんが、シリーズの他作品も読もうかなと思います。
    殺人事件は、必要だったのかどうか、というところですが、話のきっかけですから。
    続きを読む

    投稿日:2023.12.14

  • み☪︎

    み☪︎

    このレビューはネタバレを含みます

    2作目も流れるように聴き終わりました。初読みの作家様です。2作目に難しい歴史学術ミステリを選んだことを少し後悔するくらいには難しかったです。
    百人一首( に関わらず歴史上の人物を調べるのが好きですが、今作では歌人の人生 )を調べたりしていたので、割とすんなり理解出来ました( それでも解釈では????となってました )

    絡んだ殺人事件を…というより、百人一首の謎を解いて( 解釈や説明 )メインでした。多分半分くらいはそうかな?と言うくらいよく出てきます。歴史が好きなので個人的には最高だったのですが、推理のと犯人のよく分からない動機にうんざりしました。あとトリックとかに何も関係ない…。

    作業しながらだったので、たまに頭の中ごちゃごちゃになりましたが、1番好きな式子内親王様の歌を中心に展開していくのは、オタとしてとても興奮しました。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2023.01.31

  • Bookrium

    Bookrium

    QEDシリーズの第一弾。自宅で殺害された企業のワンマンオーナーの犯行現場に残された百人一首はダイイングメッセージのようであり、百人一首に込められた藤原定家の意図を解明しながら事件の真相を探る歴史ミステリー。
    百人一首に関する知識が圧倒的に不足しているので充分に楽しめたと言い難いものの、こういった雰囲気はとても好きなので続けて読んでみたい。
    続きを読む

    投稿日:2023.01.20

  • lunatica20xx

    lunatica20xx

    約15年振りに再読。
    序章の一字一句に覚えがなく、読んだはずなのにと不安になったけれど、本章が始まると「そうそうこの調子」と懐かしい気持ちで読了。
    改めて、難解に思える謎を軽快に解くテンポの良い文章に時を忘れて読み耽りました。
    電子書籍の超合本を買ったので残り16のお話も楽しみです。
    また10年後くらいに新鮮な気持ちで読み返したい一冊。
    続きを読む

    投稿日:2022.11.25

  • pbh23864

    pbh23864

    高田氏の記念すべきデビュー作品であるとともにメフィスト賞受賞作。殺人事件がまだ現在の作品よりもテーマと関連づけられている、と思います。 
でもやっぱり、事件はおまけ程度であり(おおよその読者にとっても、主人公にとっても)、薀蓄をただ眺める形になる読者も多いのではないでしょうか。 
 ま、好きだからいいんですけどね。続きを読む

    投稿日:2022.08.27

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