【感想】イニシエーション・ラブ

乾くるみ / 文春文庫
(3003件のレビュー)

総合評価:

平均 3.5
528
891
895
323
114
  • 皆さんは誰の味方ですか?

    「必ず二度読みたくなる。」との言葉に惹かれて読み始めました。
    読みながら何となく違和感のある言動に???と思ったり、途中から何だか変わっちゃったなぁ~と感じながら読み進めましたが、やはり最後にえっ?となりました。
    でも、あっそういうことかと途中の???の部分もすっきり納得して、ネットの騙されたあとのいろんな感想を見てちょっとびっくりもしました。
    個人的には誰の味方もしませんが、幸せになってほしいなと思っています。
    世の中、知らない方が幸せなことってたくさんあると思いますから・・・。
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    投稿日:2014.07.07

  • みなさんのレビューが楽しみです

    この本もレビュー対象になったのですね
    評価が分かれやすい作品なのでみなさんのレビューが楽しみです

    結論は良く練られた作品だと思います
    ヘタに内容を知ってしまうと面白さが半減する恐れがありますので
    のあたりには触れないようにします

    この作品を読んだ後の感想には幾つかのパターンが見えてきます

    1、運命の2行目で伏線の全てが繋がり「おおっ!」などの感嘆の声をあげてしまう人

    2、運命の2行目で戸惑いを憶え「あれっ」などと戸惑い読み返すなどして「何だそう言うことか」と納得する人

    3、運命の2行目をサラッと読み「は~?」、何が面白いの?と仕掛け自体に気付かない人

    当然1から3にいくに従い★の数が減っていくのでしょうが
    なかには全てを見通して「やっぱりそうか!」といった達人も居られるかもしれませんね
    さてあなたはどのタイプでしょうか
    私は2だったので★3つです
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    投稿日:2014.07.06

  • 会話のトリック…

    「殺戮にいたる病」という作品を
    思い出した。
    正直…最後、「だから何なの?」←
    という気がして、物足りなかった。
    まぁ、最後の2行で驚愕ってのが、
    こういう意味だとは思ってなかった
    からでしょうね。
    流し読みだと、確かに騙されますね。
    「あれ?」←とは思いましたが、
    めんどくさくて再読はしません
    でしたが【笑】
    叙述トリックは、僕には相性悪いですね。
    あまり面白く感じることができないです。

    ※読者を「だます」、「勘違いさせる」
    ことだけに重きを置いているので、
    一度タネがわかってしまえば、一切
    興味がなくなりますね。
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    投稿日:2014.07.07

  • 2度読み必須です

    最後まで読んでも理解できず、ネットで調べてしまいました…
    それでも、理解できた後は小説ならではの仕掛けに「やられた!」と大満足です。普段は2度読みはしないタイプですが、この本は見返したくなりました。

    投稿日:2014.07.06

  • 怪しんでいても、勘繰っていても、椅子からひっくり返ってしまう結末

    否が応でも聞こえてくる言葉。
    イニラブにはやられるよ。椅子からひっくり返るくらいやられるよ、と。
    何だよぉ、そんなこと聞いたら最初から勘繰った眼で読んじゃうから結末見抜いちゃうんじゃないの?
    ほらほら、序盤から何か怪しいのきましたよ…。
    あれ? 後半の展開が勘繰ってたのと違うな。
    しかし、恋愛ものってどうして結局こういう…あれ、え?
    ええ?
    どえええ!?
    と椅子からひっくり返りました。
    いや、これは凄い。
    身構えていてもやられました。
    しかも、思い返せばヒントが散りばめられていたにも関わらずこの体たらく。
    鈍いのかな…。
    続きを読む

    投稿日:2014.08.24

  • はい、やられました

    真面目な理系学生が、彼女ができ、いいところに就職するだけでこんなに自信がつくものなのかねぇ・・・と思いながらside B(2部)を読み進めてました。

    噂の最後の2行を読んだ時、「あれっ」とは思い読み返したものの、「で、何?」と思い、続きを読もうとしたら終わりだった。
    ミステリーをあんまり読まない自分には、投げっぱなしジャーマンを食らった気分で、誰か助けてくれ状態。
    ★2くらいで「私には合いませんでした」とでもレビューしようかと思ったところで、皆さんのレビューを注意深く読むと、じわじわと変な感覚に。
    ここまでいくには、少し自分の頭で汗をかく必要があります。この頭の使い方が、恋愛小説の体だったこの小説に慣れていた頭には難しく、こうつぶやくことになります。

    ぐぬぬ。。。やられた・・・。
    おーこわ。。

    (2度目の読み返しの時に、キーワード検索できるのは本当に便利。電子で買ってよかった。。)

    「どんでん返しがあります!」という前提ありの「シックス・センス状態」で読んだのでかなり身構えて伏線探しながら読んだのですが、ずっと引っかかっていたのが2007年出版なのに、車がないとデートに誘えなかったり、テレカ(死語!)で電話かけてたり、JRを国鉄と呼んじゃったりしていて、どう見ても舞台が80年代。
    これがトリックの伏線だと思って読んでました・・・ら、それは関係ないのかよ!なんでやねん!
    (馳星周の小説でそういうのがあったのだけど・・・)
    この辺が悔しかったので★は4にしときます(笑)

    まあ、今だったらSNSとかあるしね・・・・・・おっと、このへんにしときましょう。
    続きを読む

    投稿日:2014.08.06

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ブクログレビュー

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  • matsuri

    matsuri

    このレビューはネタバレを含みます

    『必ず2回読みたくなる』とはそういうことかと納得。

    ラスト数行あたりから「ん?」となり、ラスト2行を読んでもすぐに理解ができなかった。

    どこかで見落としてしまったかと思ったが、マユは2人の鈴木と関係をもっていたのね(笑)

    Bの鈴木はAの鈴木より印象が悪くなってしまって、社会に揉まれたせいかと思っていたらそもそも別人(笑)
    まったく気が付きませんでした。

    レビューの続きを読む

    投稿日:2024.04.08

  • つき

    つき

    なるほど、ただの恋愛小説ではなかった。


    何ヶ所も引っかかる部分があったが、完全には読み切れていなかった。
    しっかり理解した時にぞわっきますね。

    一度読みたかった名作。
    もっと短時間で読めたらもっと楽しめたかもしれない。


    Finally, I realized the trick in the last part.
    Did you understand the author’s plot?
    続きを読む

    投稿日:2024.04.07

  • さと

    さと

    ミステリマニアが選ぶ伏線がすごい小説3選

    https://youtu.be/ik-u57xU4zg?si=uN2a1LfQR2Dm_rlv

    ほんタメでヨビノリたくみさんが紹介していた本

    投稿日:2024.04.06

  • にゃん

    にゃん

    叙述トリック。
    最後まで分からなかった。
    どういう風に仕掛けられたのか、どこに仕掛けがあるのかは再度読まないと分からないと思う。

    投稿日:2024.04.03

  • まめ

    まめ

    読む人・性別によって、懐かしいとか絶対許せないとか感想が分かれる青春恋愛小説と思いきや!最後の2文で今までが全て騙されました。
    イニシエーション=通過儀礼て書いてる所などどんでん返しされた側からしたらやられた感がありました。

    可哀想で終わる小説ではなかったので個人的には、こういうどんでん返しで良かったと思える作品でした。
    続きを読む

    投稿日:2024.03.31

  • たまみちゃん

    たまみちゃん

    最後まで読んだときとても衝撃を受けました。
    これは読み返したくなる本だと思いました。
    最後は少しゾクッとしますがとてもおもしろ
    かったです。

    投稿日:2024.03.28

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