十二月八日と八月十五日
半藤一利・編著(編著)
/文春文庫
作品情報
開戦と終戦の日。人々は何を考えたか太平洋戦争開始の1941年12月8日。終戦の玉音放送が流れた1945年8月15日。人々は何を考え、何を発言し、何を綴ったか。
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商品情報
- シリーズ
- 十二月八日と八月十五日
- 著者
- 半藤一利・編著
- ジャンル
- 教養 - 戦記(ノンフィクション)
- 出版社
- 文藝春秋
- 掲載誌・レーベル
- 文春文庫
- 書籍発売日
- 2015.06.10
- Reader Store発売日
- 2015.06.19
- ファイルサイズ
- 0.3MB
- ページ数
- 224ページ
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この作品のレビュー
平均 4.0 (4件のレビュー)
-
20150822
第二次世界大戦が真珠湾攻撃により開戦された日12月8日と、玉音放送が流れた終戦の8月15日。
この日に、どんなことがあって、国民はどのように受け止めたのか。
あらゆる作家の記述と共に…紹介されている。
今度は第二次世界大戦の全体を通して振り返られる作品を探して読んでみようと思う。続きを読む投稿日:2015.08.22
このレビューはネタバレを含みます
戦後70年の8月にこの本を読む。
レビューの続きを読む
半藤一利さんは、今年映画化もされた名著『日本のいちばん長い日』の作者で、昭和史の第一人者。記者として政府当事者や有識者からまだ記憶も新しい時期に直接話を聞いている。著…者が持つそれらの情報の中から、開戦日と終戦日に何が言われたのかを時系列に沿って並べることで当時の世論や空気、さらには日本の国民性とも言うべきものがよく表されている。佳作。
開戦の1941年12月8日は、驚くほど解放感がある言葉が並ぶ。ここに至るまで悶々とした空気を感じていた様子がわかるし、そういった情報を積極的に流布していた新聞社やラジオ局を初めとしてマスコミの論調も推測できるようになっている。山本五十六が当日の訓示にて、「率直にいって、この戦は半年ないし一年で片をつけるべきものであって、それ以上つづけていくことは、わが国をして非常に苦しい立場に立たしめることになるであろう。みなは、そのつもりで緒戦の勝ちに奢ることなく、沈着冷静に任務に邁進するようにしてもらいたい」と言っていることは印象深い。軍部の一部だけがその日の意味を正確に知っていたということだろう。
終戦の1945年8月15日の事態の推移は『日本のいちばん長い日』に詳しい。作者もあらかじめ断っているように、本作の内容は同書に重なる部分が多くある。
それにしても、その当日に詠まれた短歌や俳句が多数紹介されているが、当時の文化として根付いていたのだなという感想を持った。また、作家が文化人代表として発言をしていることも今と比べると新鮮だ。文学というものの社会での位置付けが変容したこともわかる。現代で同じようなことが起きると、TwitterやFacebookの発言が取り上げられるのだろうか。
『日本のいちばん長い日』のレビュー
http://booklog.jp/users/sawataku/archives/1/4167483157続きを読む投稿日:2015.08.17
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