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小説

巨勢入道河童 平清盛

あらすじ

「おまえが武名を高めた“やすもとの乱”というのはどういう事件だ?」。河童の頭目、九千坊が問う。清盛が笑う。「それは“ほうげんの乱”だ」。平清盛は死後、筑後川の支流の巨勢川の河童になった。疑り深い九千坊との丁々発止のやりとりのなか、かつての自分がたどった道を振り返る。厳島の社、福原の新都、海に造った経島。ひたすら夢を追い続けた男を描く、童門冬二の書き下ろし、異色時代小説。

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作品情報

掲載誌・レーベル
:
出版社
:
Reader Store発売日
:
2014.01.03
書誌発売日
:
2012.07.01
ページ数
:
296ページ
ファイルサイズ
:
1.8MB