できるだけ塾に通わずに受験に勝つ方法
松永暢文(著)
/扶桑社BOOKS文庫
作品情報
塾に通わせる前に読んでください。ふつう、「我が子の受験=進学塾利用」と考えるでしょう。しかし、筆者のように受験の仕事に長年携わっていると、ナマの「現実」が見えてきます。塾が押し付ける猛烈で過酷な詰め込み学習の結果、好奇心と感受性を奪われ「壊れて」いく子どもが実に多いのです。では、できるだけ進学機関を使わずに受験勉強を行い、子どもを順調に成長させて成功に導くにはどうしたらいいのか?ある意味、本書は受験産業が親御さんにあまり読まれたくない本でしょう。
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商品情報
- シリーズ
- できるだけ塾に通わずに受験に勝つ方法
- 著者
- 松永暢文
- 出版社
- 扶桑社
- 掲載誌・レーベル
- 扶桑社BOOKS文庫
- 書籍発売日
- 2015.03.25
- Reader Store発売日
- 2015.04.20
- ファイルサイズ
- 2MB
- ページ数
- 240ページ
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この作品のレビュー
平均 3.0 (1件のレビュー)
-
[江東区図書館]
六章仕立てで、ざっくり三章までは親の在り方と子供への接し方(その子の能力や性格、状況に応じてアメとムチを上手に使い分ける観察力が必要)が、四章以降にどう学習コンサルタントや家庭教師…、塾を"利用"すべきかが多少具体的に書かれている。
が、そもそも自論の一つに、「男の子が本格的に勉強を始めるのは、十四歳からでいい」というものがあるように、どちらかというと中学受験ではなく、高校受験や大学受験に焦点を当てて読んでみるべき本ともいえる。
日本人男子においては、「了解せざることを強制すると、いわゆる「学問」は崩壊する」。わかることより覚えることを優先してはいけない。
但し、その「勉強は十四歳からでいい」というのも、全ては"基礎学力"があっての話。
■十の力
1. 漢字力…意味を理解し説明できるようにしたら、頭の中でイメージさせる。5-10/日覚える。どうしても覚えられないものは貼りだし、他人とのやりとり(問いかけ)で覚える。
2. 綴り力…「速く綺麗に」、ではなく、「綺麗に速く」書く練習を。書写に優れた子供は上位25%以内に。日本で古来書道が重要だったのもそのため。
3. 暗算力…計算力ではなく暗算力を。インドでは20×20、韓国では9×9×9の暗算までやる。20面サイコロ2個→10面サイコロ3つを用いた計算遊びを。
4. 暗記力…①強い興味をもち、②覚えることを決意し、③覚えるものを映像化してイメージし、④覚えるものをほかのものと連鎖させ、⑤さまざまな言い方で自分に言い聞かせるように連呼し、⑥人に尋ねさせて不十分なところがないか確認し、⑦暗記学習に入る前に遊びの世界で暗記できることを確認しておく。
5. 文章力…よくある、連鎖記述をする。小さい頃に日記を書くなど。
6. 読書力…「一音一音」音読法で。「古事記」→「万葉集」→「古今集」→「竹取物語」→「枕草子」→「源氏物語」→「平家物語」→「徒然草」→「奥の細道」→と年代順に重要作品を読み進めていく。
7. 算数文章題理解力…簡単な問題集を解き、解ける問題は番号を消し、解けない問題は翌日また解く。できなかったら、問題番号に印をつけ、「三回解けなかった問題」は事あるごとに徹底的に解説・演習をする。この方法で小6まで終わらせれば、シリウス系の中1の問題集をやってもいいし、自習ができるようになっているのでどこにいっても大丈夫。
8. 社会フィールドワーク観察記述力…生活の中で自ら疑問に思ったことを納得がいくまで探求し、その答えを自ら記述すること。
9. 理科実験力…料理で科学的好奇心やアイデアを育む。
10. 基礎英単語力…漢字力同様、まず発音、次に文字をイメージして"発光"させ、そのうえで発音しながら書かせる。漢字と違って表意文字ではないので2-3回書く。続きを読む投稿日:2020.03.09
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