告白手記でよみがえる「白蓮事件の真実」【文春e-Books】
文藝春秋(著)
/文春e-Books
作品情報
NHK朝ドラ「花子とアン」ヒロイン村岡花子の“腹心の友”葉山蓮子。蓮子のモデルとされるのが大正天皇の従妹で「大正三大美人」の一人として知られる柳原白蓮(本名・あき子)だ。彼女が滞在先の東京で社会活動家の宮崎龍介と駆け落ちしたのがいわゆる「白蓮事件」である。白蓮は事件から四年後の昭和二年に『文藝春秋』一月号誌上で「我が恋愛観」と題する文章を発表していた。「思はぬ人の妻! それこそ地獄ですわ。それは浮き川竹の遊女よりももつと哀れな可愛想な身の上だと思ひます」と、白蓮事件を彷彿とさせ、自由恋愛を訴える白蓮の恋愛観が凝縮された貴重な資料だ。この幻のエッセイを再録、さらに昭和四十二年に夫・宮崎龍介が「白蓮事件の顛末」を記した「柳原白蓮との半世紀」、白蓮の娘が母の素顔を語った週刊文春記事も再録。ドラマでは知り得なかった「白蓮事件の真実」がいまよみがえる。電子書籍オリジナル版!
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商品情報
- 著者
- 文藝春秋
- ジャンル
- 教養 - ノンフィクション・ドキュメンタリー
- 出版社
- 文藝春秋
- 掲載誌・レーベル
- 文春e-Books
- Reader Store発売日
- 2014.08.08
- ファイルサイズ
- 1.6MB
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この作品のレビュー
平均 4.0 (1件のレビュー)
-
白蓮を知り、文藝春秋を知る
本書を読もうと思う人なら、白蓮事件についてはだいたいのところは知っているだろう。
が、概要は知っていても、白蓮本人が寄稿した文章をそのまま読める本書はやはり面白い。
文体に驚くのだ。週刊誌にこのよう…な文体を使うのか、と。
本人・夫・娘。
当事者達が語る「白蓮事件」。
事件というのはメディアが作るもの。
白蓮の絶縁状は朝日新聞に掲載され、絶縁状をたたきつけられた元夫は毎日新聞に反論を送った。
そして、文藝春秋には・・・。
当時のままの原稿(といっても娘が書いたものは最近のものだが)を読むことで、
メディアとは何か、ということを考えさせられる。続きを読む投稿日:2014.09.14
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