モラル・ハラスメントの心理構造
加藤諦三(著)
/大和書房
作品情報
あなたは誰かに、巧妙に心を傷つけられていないだろうか。愛の言葉を持ち出し、相手を縛るモラル・ハラスメントは、人の心を弱くして、生きるエネルギーを奪う―その恐ろしい実態を解明し、自分を取り戻すための一冊!
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商品情報
- シリーズ
- モラル・ハラスメントの心理構造
- 著者
- 加藤諦三
- 出版社
- 大和書房
- 書籍発売日
- 2013.06.04
- Reader Store発売日
- 2014.07.25
- ファイルサイズ
- 0.6MB
- ページ数
- 240ページ
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この作品のレビュー
平均 4.7 (9件のレビュー)
-
前述のとおり、モラルハラスメントからの「きづき」のための本をリスト順にせめているんやけど、私の場合もう自分はモラハラの被害者体質なのは充分にわかったので、それよりも今後のライフプランの設計のほうが気に…なるんやけども、図書館でリクエストしていた本が届いたということなので、読んでみるか・・・、と、なりました。
(長いな)
元々私はモラハラの家庭に育ってるというのは、モラハラという言葉を知ったときから思っていた。
父親が母親に対するモラハラである。
でも、いくつかモラハラの本を読んでいて、父親にモラハラを受けている母親からのモラハラを受けて、私は育ったのだなと思った。
正直そこは感じていなかったので、自分の中で母親からのモラハラを認めた瞬間は多少ぞっとしなくもなかった。
気付いていないところに存在するのが、モラハラの恐ろしさなんやけども・・・。
夫からのモラハラと母親からのモラハラは同じだなー、と、思った。
「あなたのためにやっている」
「あなたが幸せなら私はどうだっていい」
と、いう言葉に私は異常にしばられる。
こういわれると逆らってはいけないのだと思ってしまう。逆らうということに罪悪感を覚えてしまう。
そして、
「夫および母親が自分のためにここまでやっているのにうまくできないのは、私が悪いのだ」
「私がうまくできないから、夫および母親は不幸なのだ」
と、思ってしまう。
たぶん、未だにそう。
この言葉に縛られるとわかっていても、縛られてしまうんやから悲しい話よな。
モラハラの被害者は「悪人になるべき」とも、よく読む。
加害者に対し、罪悪感を感じる必要はないのだそうで、現在私はそればかり唱えております。
こんな状況なので、実家の援助なしではとても暮らせない。
けれどそれを「申し訳ない」と、肩身狭く考えるのはやめることにした。
「こうなったのは親のせい」
と、思うほど若くもないけど、せいぜい私をしばってきた代償と、いうのか、吸い尽くせる限りは吸い尽くしてやれくらいのふてぶてしさで、この先生きるつもりだ。
本当は、被害者体質の私にもやっぱり問題があって、依存症がひどいのよね。
私にとって害があるとわかっているくせに、なんのかのと理由をつけて離れない。
お金のため、生活のため、というのも、充分依存なんだそうだ。
そうか、なるほど・・・。
そして基本、ほめられずけなされるだけで育つとこうなるのかもしれん。
もちろん私もほめられることもなくけなされる印象ばかり強い毎日を(未だに)送っているわけだが、ほめすぎる子育ても取りざたされているとはいえ、やはりわが子はとことんほめて育てるべきなんやなあ、と、思った。
叱ることももちろん必要。でも、ほめる、認めるところはオーバーすぎるくらいにやろう。
とにかく、このモラハラの連鎖はここで断ち切りたい。
私たちの年代やと、夫から妻に対するモラハラや親から子に対するモラハラも
「世代のものでしょうがない」
と、くくられがちなんやけど(昭和50年代生まれ)、もしほんとうにそうなら、周りのすべての人がモラハラの被害者および加害者ということになるよね・・・?
ほんまに、そうなの?
そうかな??
同じ環境で育っても、モラハラにならないほど自己をしっかり保てる人もいるんやろとも思うけど・・・。
私の友人には、私に対してモラハラをする人は不思議といない。
そういえば、私が尊敬する友人たちは
「あなたのためにこうするべき」
とは、絶対にいわない。
私を否定することもあるし、
「こうやったほうがいいんじゃない?」
とはいうけど、それが
「あなたのためを思って」
なんていう枕詞をいちいちつけたりはしないのだ。
そんなことをいう友だちも確かにいたけれど、気付けば私の周りにはいなくなってるんだよね。
私は、友だちにはほんと恵まれてるなあ。
ちゅうか、友だちに対してはある程度割り切れるんやろうなあ。
「この人には悪く思われてもいいわ」
と、素直に判断してるんやろうな。
自分のその判断力を今後は大事にしますよ。
(2015.08.16)続きを読む投稿日:2016.09.10
モラハラにはいくつもの種類がある。代表的なものは大きく分けてふたつあり、ひとつが「攻撃的」なパターン、もうひとつが「迎合的」なパターン。この本は、より分かりにくい「迎合的」な方に焦点が絞られている。
…(「攻撃的」な方は、否定的な内容が直接言葉に表れるので比較的分かりやすい。)
専門用語が少なく(ほとんどない)、さまざまな事例を元に分かりやすく説明されているため、特別な知識がなくても読み進めやすいと思う。
個人的にはもう少し内容ごとの章わけが整理されていた方が好みだが、この書き方には心に呼びかけてくるような効果があるような気もする。
本の内容としては、おそらく知っているのといないのとでは日常生活に違いがあるので、モラハラ被害者・加害者を自認している人だけでなく、自分は関わりがないと思っている人にも幅広くおすすめしたい。続きを読む投稿日:2020.10.31
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