中国に立ち向かう日本、つき従う韓国
鈴置高史(著)
/日経BP
作品情報
米国の忠実な同盟国だった韓国、同じ資本主義陣営の仲間とばかり思いこんでいた韓国が既に中国に取り込まれている。そう言うと、中国大陸の状況に詳しくない多くの日本人は驚かれるかもしれません。
ただ、これは現在進行形で起きている現実、東アジアの新しい秩序です。
韓国は軍事機密の円滑な交換を約束する軍事協定を日本と結ぶはずでしたが、中国の恫喝によって署名の当日に拒否しました。しかも、日本との協定は反故にしたのに、中国に対して軍事協定を申し入れました。
結べば米国が韓国に与えた機密情報が中国に筒抜けになってしまいます。
韓国は金融の命綱も中国に託しました。いざという時のために、韓国は日本や中国とスワップ協定を結んでいましたが、人民元の国際化に対する協力と引き替えに、中国との通貨スワップを延長してもらうことを決めました。ドル体制を揺さぶる中国。
そのお先棒を同盟国の韓国が担ぐとは、米国の心中も穏やかではないでしょう。
この変化を最初に描いたジャーナリストが、日本経済新聞社・編集委員の鈴置高史氏でした。韓国の中国接近で東アジアの力関係が揺らぎ始めています。
激変する北東アジアで日本は何を考えるべきか。それを知るのに最適な一冊です。
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商品情報
- シリーズ
- 中国に立ち向かう日本、つき従う韓国
- 著者
- 鈴置高史
- 出版社
- 日経BP
- 書籍発売日
- 2013.02.25
- Reader Store発売日
- 2016.04.01
- ファイルサイズ
- 1.1MB
- ページ数
- 280ページ
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この作品のレビュー
平均 3.8 (13件のレビュー)
-
このレビューはネタバレを含みます
過剰反応する韓国の反応を見ながら日本の明日を考えるというスタンスで韓国の反応を通じて中国との距離感を考える本。プロローグと第四章の扉に濃縮されている。しかし、韓国は利害計算ではなく『時代精神』によってあっち(北京)のチームに戻っていくのかねえ・・・まあ、たしかに法治すら定着しなかったわけだからなあ・・・
レビューの続きを読む投稿日:2018.10.14
台頭する中国に対して、日本はいかに対抗すべきなのか。地政学的な観点から、その関係図の中に韓国をはさむことによって「見えてくるものがある」とする著者。韓国を『ゲゲゲの鬼太郎』のねずみ男にたとえ、「肝腎な…時は妖怪側―中国に付く」とするのだが……いささかならず悪意があるたとえだと思う。韓国が中国と米国を天秤にかけ、うまいことやっていこうと考えるのなら、それもまた戦略の一つであり、ことさらおとしめるよりは、そういうものと理解すればいいだけではないだろうか? 主張が一本調子のため、1冊を読み飽きる気もするが、池上彰との対談はおもしろい。続きを読む
投稿日:2014.06.28
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